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トルコ南部で6日発生したM7.8の地震は、隣国シリアと合わせた死者が5千人を超える大惨事となったようだ。被災地の皆様に心よりお見舞いをもう仕上がると同時に、少しでもたくさんの人が助かることをお祈りします。
日本からも国際救助援助隊が派遣されたが、先遣隊が出発したのが地震当日6日の夜だと聞いて、正直すごいなと思った。日本からは75人程度が派遣されるそうです。。
ところで、年明けからまた「日本沈没」を読み始めています。。ほかの本と並行して、昼休みにちらちら読む程度なので全然進んでいませんが。
というのも、来月3月は「日本沈没」が刊行されてから50年になるのです。
繰り返し映画やドラマなどになっていますが、今読み返してもすごい設定・小松左京の描く東京(197X年)は、今よりも古い時代のはずなのに、むしろ今よりもモダンな感じがします。。
今読んでいるのは政府が地質変動の可能性に気づき、極秘計画をスタートさせたあたりです。首相(73年の映画だと丹波哲郎ですよ)が、これからの日本人は海外に雄飛すべきだと、それとなく移民を推奨するような発言をしはじめた、という場面です。
それで、話はまた変わるのですが、日本はいくつものプレートがぶつかる辺りに位置しており、世界でも最も地震の多い国とされています。記憶に残るだけでも阪神淡路、東日本大震災、熊本地震などは大変な被害をもたらしました。
他方それゆえに、建物の耐震基準が大変に厳しいことも有名です。学校や職場でも頻繁に避難訓練や災害時の心構えなどを聞かされたりしています。
小説では国土を失うほどの状況になるのであれですが、地震を避けるために海外に移住したとして、その地ではもう地震に遭わずに済むのか。
なんとなく、北欧やイギリスなどは地震、少なそうだな、という印象があるのですが、ウィキによると世界の地震発生頻度(1963-1998)は、こんなだそうです。
NASA, <a rel="nofollow" class="external text" href="http://denali.gsfc.nasa.gov/dtam/team/">DTAM project team</a> - <a rel="nofollow" class="external free" href="http://denali.gsfc.nasa.gov/dtam/seismic/">http://denali.gsfc.nasa.gov/dtam/seismic/</a>, パブリック・ドメイン, リンクによる
まるで地殻のプレート境界が浮き彫りになったようで、なんかすごいですね。。日本はたしかに真っ黒ですが、イギリスもけっこうありますね(但しこの表は地震頻度を示しているので、地震の強さ、被害などはわかりません)。南北の局地帯、アフリカ、ブラジル、オーストラリアなどは少なそうです。
黒海、地中海周辺も、決して少ないとは言えませんね。