羊羹(ようかん)は羊(ひつじ)の羹(あつもの)と書きます。
もともとは中国の羊のスープ(冷めると煮こごり状になる)。
肉食ができない僧侶の為に、小豆や葛などに精進料理として中身がかわったものが原型です。
砂糖や寒天を加えて固形化したものが、時代をへて人気のお菓子となりました。
水ようかんは一般的なようかんより、水の配合が多いのでツルんとしていて喉越しがいい。
暑い季節にしっかり冷やしたようかんをいただくのは至福の時、疲れもとれます。
進物にもかかせないお菓子ですね、眼にも涼やかな竹に入ったものや、ギリギリの口どけのものまでいろいろ。
どちらにしても夏のイメージですが、福井県では丁稚(でっち)ようかんとも言い真冬に食するそう、きっと暖かい部屋でこたつに入っていただくのですね!
BY http://yumikoizawa138.jp/date/2015/07/