99; 『江戸歌舞伎集』「御摂勧進帳」第一弾目五建目(安宅の関の段)
『江戸歌舞伎集』(岩波)から 「御摂勧進帳」(ごひいきかんじんちょう)第一弾目五建目 (安宅の関の段)
古井戸秀夫 校注
新日本古典文学大系96
岩波書店
1997年
P.177~206
先日読んだばかりの『江戸歌舞伎集』(岩波)から「御摂勧進帳」(ごひいきかんじんちょう)第一弾目五建目 (安宅の関の段)だが、今一度楽しむ。
芝居では、忠実な部分もまた変えた部分もある。
現在 新歌舞伎座「九月松竹大歌舞伎」昼の部で橋之助丈の「御摂勧進帳」がはられている。
この演目は十代の頃から印象深く好きだった。
今回わたくしの好きな橋之助丈の「御摂勧進帳」が関西で演じられるとあって、嬉しくて仕方が無い。
テレビ録画で橋之助丈の「御摂勧進帳」を二回見、本でも読む。
超えぬより 思いこそすれ陸奥の 名に流れたる 白川の関
きりきりここを通り召されい。(『江戸歌舞伎集』(岩波)團 台詞)
元 思いこそやれ
わたくし、遊んでばかリはいられない。
今日もこれから主婦として、
「おそうじおそうじ、おそうじだぁ~♬」
なのである。