乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

コスモス     「あてもないけど」

2011-09-16 | 舞台・音楽 雑感メモ



 あてもないけど  かぐや姫
 


 

 斑鳩のコスモスを見に行きました。

 例年の今頃は、法起寺の近くのコスモスは満開ですが、ほとんど刈り取られていました。

 なぜでしょう、なぜかしら…。

 遠方から見に来られる方は、ご注意下さいね(^^)





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秋の田の 穂向きの寄れる 片寄りに 吾れは物思ふ つれなきものを

2011-09-16 | ことのは






ブルグミュラー25の練習曲 試聴 2番 アラベスク









万葉集 巻10 2247


 秋田之  穂向之所依  片縁  吾者物念  都礼無物乎

 秋の田の 穂向きの寄れる 片寄りに 吾れは物思ふ つれなきものを    











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クズの花  葛の花踏みしだかれて色あたらし この山道を行きし人あり 釈迢空(2景)

2011-09-16 | ことのは










 葛の花 踏みしだかれて、色あたらし。この山道を行きし人あり   釈迢空



 釈迢空(しゃく ちょうくう)とは

   折口信夫

   折口信夫は釈迢空(しゃく ちょうくう)と号した詩人・歌人でもあった。





    




 子どもが幼稚園の頃、二人で五年間にわたり 子どものともと かがくのともをとっていた。

 ある月、かがくのともで「くず」があった。調べてみたが2004年のものではないはずだが、表紙には覚えがある。

 くずの花を見に行こうという内容で、すぐに子どもや子どものお友達を連れてお弁当を持って見に行った。

 くずの花を見ると、今も思い出す。

 


   

 いて下さいまして、ありがとうございます。

    
   

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台風       Neil Young - Needle and the Damage Done

2011-09-16 | 舞台・音楽 雑感メモ

 (9月16日 燃えるような彼岸花でした)






 Neil Young - Needle and the Damage Done
 


 
I caught you knocking at my cellar door
I love you, baby, "Can I have some more?"
Oh, the damage done
I hit the city and I lost my band,
I watched the needle take another man.
Gone, gone, the damage done

I sing the song because I love the man
I know that some of you don't understand
Milk-blood to keep from running out

I've seen the needle and the damage done,
A little part of it in everyone
But every junkie's like a setting sun






 連休だと言うのに、台風…

 今回の15号は沖縄に停滞するというが、大丈夫だろうか?



 学生の頃沖縄には何度か行ったことがある。

 そのうちの一回は大型の台風が来て、どうしようもなかった。

 ホテルにいても仕方がない

 せっかくの旅にしては沖縄で映画と言うのもなんだかさえない話だが、わたしはタクシーで映画館に向った。

 ところが商店街は全て閉まり、あたりは強雨と強風だけがのさばっていた

 関西に住むわたしたちは、もうひとつ台風の恐ろしさに無頓着だと、その時痛感したことを覚えている。



 わたしは若かりし頃、島を旅するのが好きだった。

 島の老人のお話や民話をお聞きするのは、わたしにとって宝のような時間。

 わたしの専攻は別だが、素人は素人なりに笑顔でお話を聞かせていただいた。

 現地の方々はいろんなお話や民話を得意になって聞かせて下さった。

 このお遊びはとても楽しかった。


 
 屋久島にも六度ばかりいったが、山中縦断中台風が三度来たことがあった。

 投石平は木一本無い大きな石ばかりの平地。雷が危ない。

 投石平のテントをそそくさとたたみ、小学校低学年の子ども二人の手をしっかりと握って先を急ぎ、一夜岩屋で過ごした。

 外は雷がバシバシと落ちている。

 横雨が強く、岩屋奥まで吹き込む。

 椋鳩十作品をこのとき思い浮かべた。

 岩屋に動物など入ってくるようすも鳴く、中わわたしたち四人だった。



 子どもが小さかったため、無理はできない。

 余分に小屋やテント生活を過ごすこととなる。
 
 こどもたちは初めての岩屋と喜んではいた。

 大人のわたしは安全第一を考える。

 台風三本で濡れた衣服やリュックをかついでの花山歩道はつらかった。

 食べ物だけはバカ程充分に持っていたので心配はなかったが、この時ばかりは死を意識した。



 花山歩道値悪の尾根は道幅が細い。

 嵐の後の道はことのほか荒れ果て、獣道すら見つからない。



 披露でわたし以外の全員が、恐ろしい傾斜だというのに、明らかに谷に向おうとしている。

 わたしははたと困り果て、その場に腰を下ろした。

 これは危険だ。食べ物はそこを尽きるが、強引に皆を呼び戻し、元来た道へ戻る覚悟も決めた。

 そして荒れ果てた中に、かすかに道らしき一筋を見つけた。

 助かった…。そう思えた瞬間だった。



 わたしたちは安全を確認しながら、一歩一歩と前に進んだ。

 幅の狭い尾根が続く。

 雨あとの尾根には、ヒルが多く、下の子のありらこちらをはい出した。

 子どもわ慌てる。尾根から転げ落ちないように手を暴力的にまで握りしめた。

 登山靴をはかせ、用意は万全だったとはいえ、幼い子を深山に連れて行くのは無謀だと反省した。

 

 台風が来ると沖縄の映画館と屋久島縦断中の三台風を思い出す。

 島を好きで、島民と話す。

 心の底から、
「きれいですね。いい所ですね。」
と語りかけると、親しくなった現地の方はこんな風におっしゃる。

「台風が来るから…。住んでないから…。」

 南の島の方達は、わたしたちを内地の人という具合に一線を引いておられ、親しくなればなるほど、おっしゃる。

「台風が来るから…。住んでないから…。」

 誠にわたしたちは悪意のないしかし不用意な言葉を話すものだと反省した。

 その後石垣や竹富に行っても、「きれいですね。いい所ですね。」とは言わなくなった。

 そして、わたくしにとって島は遠くなった…。



 わたしは本当の台風の怖さを知らないのかもしれない。

 だが、根本的に今も南の島が好きで、この季節になると台風が気にかかる。

 今回の台風は心配だが、何ごともなく通り過ぎて欲しいと願っている。


 

 思い出話におつきあい下さいまして、ありがとうございます。

 



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「古文書から奈良を読み解く講義」 

2011-09-16 | 民俗考・伝承・講演




 Y先生の「古文書から奈良を読み解く講義」を、二時間お聴かせいただいた。

 わたしは民俗学関係に興味があるので、次の項目に特に関心を漢感じる。

       日本の宗教心、牛、水呑百姓(単語のまま)、救米、『郷鑑』、川など

 歴史というよりも民俗学とつなぎあわせて消化した。

 前回の講座から随分帰還がたっていたためか、今日は前回と重複部分が多かった。

 しかし宗教に関しては詳しく、わたしにとってはかなりのメリットがあったと感じる。

 Y先生のお話はいつもながら素晴らしい。

 今回はそこの部分くらいはノートにまとめておこうと思う。

 
 

 みなさま

 ご来場、誠にありがとうございます。

 今回も簡単な記録のみにて失礼申し上げます。

 




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Ballet 『白鳥の湖』(パリ・オペラ座バレエ団)   バレエDVDコレクション

2011-09-16 | TVで舞台


  (写真はイランのバンダレ・アーザーリー。鳥たちの楽園)





    Ballet 『白鳥の湖』




 9月15日発売のバレエDVDコレクションを購入

 夕食後『白鳥の湖』を見た。

 創刊号の『白鳥の湖』はパリ・オペラ座バレエ団

 美しく楽しく魅力的で、最後は涙した。


 子どもが幼稚園の頃、フェスティバルホールで行われたキエフバレエの『白鳥の湖』を楽しんだことがある。

 ストーリーはわからないだろうに、こどもたちは楽しんでいた。

 あの時は確かハッピーエンドだったように記憶しているが、今回は悪魔がオデットを連れ去った。

 本来は悲劇だと説明として載せられていた。


 わたしは基本的に運のいい人間なのかもしれない。
 
 先日から『くるみ割り人形』が見たい気持ちが膨らんでいた。

 偶然にもタイミングよくバレエDVDコレクションが発売され、第二号は英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団の『くるみ割り人形』だという。

 こうやってわたしは小刻みに運を使い果たすのかもしれないが、楽しければいいかと笑って過ごす。


   


 ご来場下さいまして、ありがとうございます。


   






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