「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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『認知症になるとなぜ不可解な行動をとるのか』part2

2005-07-02 | ●介護録(~2015.2月)
東北福祉大教授 加藤伸司著『認知症になるとなぜ不可解な行動をとるのか』(河出書房新社)より

この本のあとがきの中で、名称が「痴呆」から「認知症」に変わったことに触れている。
著者は…(原文どおりではありません。)

「~痴呆という言葉が侮蔑的であるという理由から認知症に変わったが、私たち専門家は痴呆という言葉を侮蔑的に扱ってきたわけではない。家族の中には親しみを込めて「ボケさん」などと呼ぶ方もいる。むしろ、侮蔑的に扱ってきたのは、認知症への知識が不十分だったり、他人事と思ってきた人達だろう」というようなことを述べている。

私自身、痴呆の診断を受けた母を持ちながら、特に「痴呆」という言葉に侮蔑意識を持ったことがない。
あくまで病名として受け止めていた。だから、認知症に変わると聞いてもなんの感慨もなかった。
むしろ、「認知症なんです」と言って「えっ?」と聞き返されるので、「痴呆です」と言い換える手間が増えた、という気がしないでもない。
「認知症に変わって良かった」と聞いても、なんとなく、ピンとこない。

ほかの介護者の方はどうなんだろう?

ある意味、名称なんて大した問題ではない、大事なのはもっとべつなところでしょ!って感じかな。