「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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リハビリ総合実施計画書

2006-11-23 | ●介護録(~2015.2月)
「リハビリテーション総合実施計画書」なるものを病院から貰った。
母の現在の状態からリハビリの目標、具体的アプローチなとについて書かれたものだ。

「痴呆」という項目にチエックがはいっていて、MMSE8/30(30分の8ってこと)と書き込みがあった。
長谷川式スケール?と思ったけど、どう略してもMMSEにはならないのでネットで検索。すると出てきたのは「ミニメンタルステート試験」というもの。長谷川式と同じく30点が満点で23点以下は認知症の疑い。
母は8点ってことだ……そうか……と、タメイキ(今更だけど)
(それにしてもこのミニ~について書かれているページにはたくさんの認知症検査が載っている。つくづく、他方病院の悲しさを思う。母が精神科で受けたテストは長谷川式だけ。そけも初診時のみ)

そして、さまざまな日常の活動について「自立、見守り、一部介助、全介助」といったチエック欄がある。あくまで入院中のことだけど、第三者の客観的な判断でチエックされているのを見るのはよい機会。

リハをするにあたっては、母の認知症の程度を把握することも必要なことだろうけど、精神科ではない病院での思わぬ副産物で(CT画像も含めて)、それを思うと、なぜ本来の精神科で、このような客観的データをいただけないのか…と思う。

認知症の問題行動等と向き合うときには精神科とか心療内科の範疇になるんたろうけど、脳の機能的障害(?)というような面から見ると、MRIだとか、血流がどうしたとか、萎縮がどうだ、という部分の診断が必要になり、それが治療に結び着くとはいえないけれど、患者の家族としては「知りたい」こと。
両方が備わった病院が理想なんだろうな~

P・S
リハの到達目標のところに、「復職」という項目がある。母の場合、「その他」にチェックがついていて、カッコ書きで仕事内容のところに「隠居」と手書きされていた。なんか笑った認知症による必然的隠居