「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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ストレスなし生活

2006-11-27 | ●介護録(~2015.2月)
入院したばかりの頃は、ちゃんと入院生活出来るのかとか、手術への不安や術後の回復程度がきになっていた。

術後2Wが過ぎて、痛みはあるものの、母は介助なしでも足を引きずりつつも自力で歩いている。
ワーカーの説明では、「歩行能力はワンランク下がり、車イスにはならないと思うが杖が必要」と言われていたけど、杖は一度も使っていない。

そんな状況になって、私の頭の中で何が起こっているかというと「もしや退院は時間の問題か」ということ。
そこには、母がいない間に片づけてしまいたいアレコレを急いでやって仕舞わなきゃ…ということもあるけれど、それ以上に、
「この快適な生活が終わる」という思い。

家の中にストレスがない平穏な一日。自分のペースを誰にもジャマされない。
これは、「単なる一人暮らしの快適さ」とは訳が違う。

一般の人にはワカラナイだろう。
丸一日、イライラすることがない、腹も立たない、モノ探しをする必要もない、母のスケジュールに合わせて生活しなくていい、徘徊の心配も、夜中に起きられることもない……この当たり前の快適さ。

今の私に介護ストレスはない。
病院へ行かなくては…なんて程度のことは大したストレスではない。

そして、それは、きっともうそんなに遠くはない未来に終わるのだと思う。
マズイ。
この快適さに慣れ切ってしまわないようにしなくっちゃ。
覚悟をして気持ち切り替えておかなくっちゃ。

今、茶の間に、ちよっとしたクリスマスグッズを飾っている。
これだって母がいたら毎日グッズを巡って戦っていたに違いない…なんて考えると、戻ってくるのは正月明けでもいいくらいだ。

なんて気楽な年末年始……になるかどうかは回復次第。