そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

マケバさん死す

2008年11月11日 | 挽歌もどき
11/11
「常日頃あまり関係ないけれどミリアム・マケバ死ぬと伝えり(享年76才)」
「パタパタやママ・アフリカという曲のヒットがあってなぜか馴染めり()」
「夕陽うけキリンや象がシルエット行進したるそんなイメージ()」
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東屋〔15〕

2008年11月11日 |  / 源氏物語
11/11
「約束の日の朝早くお迎えの車に乗りて京へ向かえり()」
「道すがら野山の景色見るにつけ古い歌など次々浮かぶ()」
「浮舟は弁の尼君きたるのを嬉しく思い招き入れたり()」
「宵過ぎに宇治からきたると忍びやか門を叩ける客人がある()」
「ひんやりとした風ととも薫りくる匂いで君が来ると知れたり()」
「取次ぎに『思い余りしことなどをいいたかった』といわせられたり()」
「姫君が困りているを乳母見て客の扱い助言をしたり()」
「訛りある夜回りの声聞くにつけ耳慣れなくて薄気味悪し()」
「苦しくも降りくる雨が三輪がさき佐野のわたりに家もあらなくに(万葉集)」
「さしとむる葎やしげき東屋のあまりほどふる雨そそぎかな(#45)」
「袖につく雫を払えば芳香に東人らは驚きたるか()」
「のがれたる理由もなくて南の間御座[オマシ]しつらえ君を通せり()」
「隔てたる遣り戸をこえて中に入り慕っていると訴えになる()」
「夜が明けど鶏は泣かずに間の抜けた物売りの声めずらしく聞く()」
「人を召し妻戸に車を寄せられて姫君を抱き車に乗せる()」
「誰もかも皆驚きてうろたえる尼君もまたお可哀想と()」
「尼君は供を拒むも案内をする人ないと説得される()」
「尼君と姫の侍従を乗せたまい宇治に向かいて出発なさる()」
「尼君は大姫こそがこのようになるを思えば泣き顔になる()」
「形見ぞと見るにつけても朝露のところせきまで濡るる袖かな(#46)」
「この人を形見と思い見るにつけ私の袖はびしょびしょになる()」
「尼君もその歌ききて袖濡らし侍従は思う見苦しけりと()」
「姫君を思いて少し外を見よ起こせば扇で顔をかくせり()」
「わが恋はむなしき空に満ちぬらし思ひやれども行くかたもなし(古今集)」
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