そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

浮舟〔14〕

2008年11月25日 |  / 源氏物語
11/25
「浮舟が返事をせぬは大将が説得をしてわれを取らぬと()」
「浮舟はほんとは自分に傾くを回りのせいでそちらに行くと()」
「わが恋の行方は虚しい空に満つ思えばじっとできずに宇治へ()」
「わが恋は空しきそらに満ちぬらし思ひやれども行くかたもなし(古今集)」
「時方の芦垣あたりに行きたれば『誰だ』といいて見張りが止める()」
「引き返しいつもの男やりたればなんとか会える右近の従者に()」
「気の毒も今宵はとても会えないと右近は言えど宮は強引()」
「時方は侍従を尋ね説得も見張りがきつく別に逢瀬と()」
「時方はこのままかえるはできないとあなたも来てと引っ張っていく()」
「うろたえて宮は正気に戻りてはなんでこうなる端の入れ知恵()」
「先ほどの犬を追えれば弓弦うち『火の用心』と怪しき声で()」
「いづくにか身をば捨てんとしら雲のかからぬ山もなくなくぞ行く(#66)」
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浮舟〔13〕

2008年11月25日 |  / 源氏物語
11/25
「浮舟は今が最期と思えども宮は言いくるやるせないとぞ()」
「君に逢はんその日をいつと松の木のコケの乱れて物をこそ思へ(新勅撰集)」
「どちらにもよくないことと思ってはわが身一つを亡きものにせん()」
「すみ詫びぬわが身投げてんつの国の生田の川は名のみなりけり(大和物語)」
「遺しては悪い手紙を少しずつ目につかぬよう処分をしたり()」
「侍従など処分するのをとがめたり時々見るがあわれ深いと()」
「宮からはかの日の夜にお迎えがくると言いくる読めば号泣()」
「おん文を顔に押し当て泣きたるを右近は案じ返事をせよと()」
「強引な宮の誘いのるなどは道に外れるそれはできぬと()」
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