そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

秋深く

2008年11月12日 | 日めくり帖
11/12
「本読みはすべて終わったあと少しこの17日で型をつけたい
(紫式部が一条天皇に源氏物語を献上した日)」
「千年紀はじめはあまり騒がずも秋にはいって少し過熱か()」
「あまりにも遅々たる歩みしてくれどラストスパートこれからかけん()」
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東屋〔16〕

2008年11月12日 |  / 源氏物語
11/12
「宇治につきあわれ御魂もこのあたりお宿りされてみておいでかと()」
「浮舟は御殿の趣向も面白く伸び伸びすれど先は不安も()」
「男君京に文やり今日明日は宇治で謹慎しているという()」
「これからはこの浮舟をいかにして待遇すればとお思いになる()」
「遠慮がち一途にはにかみ給うのをものたりなくも都合がよけれと()」
「琴や筝置いてあるのを取寄せて懐かしそうに弄びたり()」
「八宮お弾きになった琴の音は軽くきれいで優しさこもる()」
「浮舟の横顔見れば透きとおるように白くてなまめかしけり()」
「『吾が妻』ということもあり東では琴のことなど嗜みたるか()」
「歌なども習わなかった満足にましてならわず吾妻琴など()」
「そんな時弁が届けり果物を紅葉や蔦で飾りて歌が()」
「やどり木は色変わりぬる秋なれどむかしおぼえてすめる月かな(#47)」
「里の名も昔ながらに見し人の面がはりせるねやの月かげ(#48)」
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