壮ちゃん平熱に

2024/08/17

「昨晩と今朝はクーラーつけないで何とか凌ぐ秋は近いぞ
 [7時の窓の温度計は28℃だった][]」

「壮ちゃんの額の傷も治療終え熱も下がりて元気であると[][]」

「五三会LINEで出席確認をSNSは誠に便利[][]」

「尻尾巻き犬は隠れる雷に[季語：稲妻][]」

「稲妻やハートのＡを切さきに [宇都宮滴水][]」

「稲妻や俳句の切字畏るべし [斉藤利雄][]」

「稲妻の海岸線を北上す [加藤あけみ][]」

「鈍いろの雲を無様に稲妻す[田淵昌子][]」

「稲妻や途切れし話継がずゐる[大村美智子][]」

「稲妻の一瞬厚みありにけり [粟津松彩子][]」

「稲妻に後めたさをさとらせず [檜紀代][]」

栗木選の十句をヒントに

2024/08/17

「栗木選十句ヒントに歌つくる鍛練なりていい歌はなし[][]」

「板敷きの廊下裸足は気持ちいい水虫菌は埋め込まれるか[2-01][]」

「ガストにはよく行くけれど隣では何を話すか無関心なり[2-02][]」

「料理下手自認をしたる我妻は孫と餃子を包むことなし[2-03][]」

「餌をやる景色はみれど巣立ちでのセレモニーなど見たこともなし[2-04][]」

「『箱男』安部公房の小説が映画化されり観てみたきかな
 [2-05、8/23から封切り][]」

「飛鳥での尾花大きく艶やかで花愛でる人推しもあるらん[2-06][]」

「熱中症警戒アラート頻発に最早地球は燃えているのか[2-07][]」

「油断してバラの枝には手は出さんたまにカマキリ構えていたり[2-08][]」
「プレバトのおかげか孫も句をつくる若き詩人と誉めてやらねば[2-09][]」
「時変わり家を離れる人多く空き家の実家たまにメンテを[2-10][]」