観よ!!
このとてつもない存在感と威厳。
視界が開けたとたん、
思わず息を呑みました。
ここは、琉球を統一した、
尚巴志王のお墓。
(※尚巴志は中山王として父をたてたので王統で言うと2代目。
天下統一の実行者は尚巴志なのだけど)
今まで、探していたけどなかなか出会えなかった尚巴志王のお墓。
だいたいこの辺のはずだけど…とさまよい続け、
5度目のチャレンジにして(やっと)たどり着けました!
今まで草で覆われて、
あるはずの通路が隠れてしまっていて
気づかなかったようです。
ここは佐敷森(さしきむい)と呼ばれる森の中。
現在はアメリカ軍弾薬庫のある基地で、
黙認可耕作地となってるエリアです。
琉球王国を作った尚巴志王の墓は、
もともと王都・首里の天山陵にありました。
しかし、1469年、
金丸派によって起こったクーデターで
この天山陵も焼き討ちにあいます。
そこで、忠臣の平田之子、屋比久之子は
遺骨を持ってここ読谷村に逃げ、
安置したといわれています。
平田大一さんの舞台、
「翔べ!尚巴志」はこの場面から物語が始まるのです。
でも、なんで読谷の伊良皆に?
って聞かれたことあるけど…
一説では、尚巴志が北山遠征に行く途中、
伊良皆で休憩を取った時、
そこの女性(確かノロ)に一目惚れしたとかなんとか。
…だから…かどうかは分かりませんが(笑)
尚巴志と伊良皆の共通点はこれしかまだ出会ってない(笑)
森の中、そいうか雑木林の中に入っていくのですが、
きれ~いに草が刈られていて道も非常に分かりやすく、
(これまで何度もチャレンジしてて気づかなかったことに脱力するくらい)
ハブの心配も何もなく、
さくさくと進むことができました。
(知花城跡や玉城城跡、志喜屋グスクとかに比べると余裕の森のお散歩コースですよ)
私が行った時、ちょうどその作業をしている数名のおじさんがいました。
(関係者?それとも役場職員??)
でもマングースー二匹見た!二匹同時は初めてだ。
あまりにも感動してまだまだ書きたいので
つづく。