がじゅまるの樹の下で。

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鬱蒼

2012年06月04日 | ・琉球歴史/文化風景

 


モノクロ加工するとまた一段と…(^^;


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上里グスク

2012年06月04日 | ・琉球史散策/グスク時代

南山史跡めぐり記事、続けまーす。

上里グスク(糸満市)。

グスクの中に入るまでの道のりが、
藪にすっぽり覆われた空間になっていて、
一気に陽の光を遮断する。

薄暗い藪の中、
異空間に誘われているようでワクワク(゜∀゜)


↑これは帰りに撮ったので向こう側が出口。明るい。

↓上里グスクの入り口。正門跡。

そんなに大きくない
っていうか、結構幅は狭いです。

中に入っての平場。

主郭エリア。

朝鮮の「李朝実録」に、

南山王の温沙道(オンサド)が朝鮮にやって(亡命して)きて住んでいる

という記録があります。

温沙道は方言読みで「ウイサト」となることから
上里グスクの上里按司のことではないか

という説もあるようです。

(参「沖縄の城ものがたり」)


上里グスクは南山王の居城だった!?

…でも、温沙道は「ウフサト」とも読めることから
温沙道=承察度(大里)というのもあり、
こっちの説の方がメインっぽいので
やっぱり上里グスクとはあまり関係ないかな…?

大里って言ったらアレですよ。
島添大里按司の大里(およびその系列)。

でも今に残る石積みが立派です

基本、石の形が整っていない野面積みなんだけど、
でもやや整い始めている、

つまり、野面積みと布積みの過渡期にあたる石積では、
とのことでした。

な~るほど~

高さも結構ある。

3メートルとかくらい?

 

↓これは城壁の幅。

上から見たの図。

ちなみに上里グスクには隣接する山城グスクもあります。

石垣はつながっているっぽい。

イメージで言うと二世帯住宅?みたいな。

 


つながっているのに名前は別のグスク。

不思議な関係。

でもつながっているとはいえ高低差は結構あるようだったので
今回は行けませんでしたけど…。

 


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