ゆいレール美栄橋駅周辺の
長虹提ウォッチをしてきました!
長虹提とは、
尚金福王(尚泰久の一代前)の時代、
当時浮島だった那覇をつなぐために作られた
人工の海中道路(堤)。
懐機がその監督にあたったとされています。
時代を経て、那覇周辺は埋め立てられ
今は完全に陸地となって
那覇が島だったなんて微塵も感じられないのですが、
長虹提の形跡は今も一部道として残っています。
長虹提を現在の地図に落とし込んだもの。
画面中央にある
ゆいレール美栄橋駅がポイント。
今までも長虹提歩きはしていたのですが
夜だったりしたこともあって
ちゃんと写真で残して記事にしたことはないので、
今回はジュンク堂周辺の「長虹提なう」をご紹介。
(↓赤が濃い部分)
まず、美栄橋駅前の、三角形になっている広場を
道向かいから撮ったの図。
(逆光ということもあり写真写りがイマイチでゴメンナサイ(´-ω-`;))
ここには美栄橋周辺の史跡案内や
新修美栄橋碑なども建っています。
長虹提は、こう。
なお、ここはブラタモリ(那覇編)でも紹介されていて
不自然な段差にタモリさんが興奮していました(笑)
(「step br step」のお店の看板、今は黒地に白文字ですが、この時は黄色だったんですね)
当時の再現図を写真に重ねると…
こう。
道を渡って、
ジュンク堂側の歩道から
美栄橋に向かう視点だと、
こう。
(★印がさっきの写真を撮った場所です)
長虹提はまっすぐではなく、
大通りを渡って少しカーブして
こう。
さらにパノラマで。
(※パノラマで撮っているのですごく曲がっていますが
本来はここまでのカーブではありません。地図参照)
こうやって、道は右へと続いていき、
崇元寺に出ます。
その道は今回は割愛。
都会の真ん中の、琉球古道。
当時の姿に想いを馳せ、
歩いてみるのもいいですよ。