がじゅまるの樹の下で。

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読谷村史跡MAP

2018年10月26日 | ・琉球歴史/文化風景

 

読谷村は史跡の宝庫!

特に、古琉球好き、現代版組踊好きとしては
ゆかりの偉人、史跡がたくさんあるのがたまりません。

昔、読谷村にまつわる偉人史跡mapを作ったことがあるのですが
情報も記事も増えてきたことですし、
改めてまとめてみようと思い立ちました。

ただ、全て…となると収拾がつかなくなるので
(読谷は戦跡や文化スポットも多い)
今回は以前作ったmapの改良版ということで、
現代版組踊ゆかりの偉人や関連史跡、
そして私のオスススポットを+αしたもの、としています。
(ちょこっとだけ嘉手納町も)

 

明日・明後日は読谷まつりもある事ですし、
読谷にお越しの際は、気になった史跡も
ちょこっと周ってみてはいかがでしょうか?

(史跡名または★をクリックで過去記事にジャンプします)

 

① 泰期像

読谷村が誇る偉人の代表格。
(護佐丸と違って他地域とかぶらないため泰期推し)
察度の弟として明国に行った琉球初の進貢使。
その像。

 

② 宇座グスク

泰期のゆかりのグスクともいわれている。
レベルC↓(藪覆われ系)なので内部散策は厳しい。

 

③ 三重城(復元)

那覇港にあった(ある)三重城を
大河ドラマ『琉球の風』のために復元した者。
晴れたらロケーションは最高。

 

④ 座喜味グスク(→  

言わずと知れた世界遺産。
入場無料。

 

⑤ ユンタンザミュージアム

今年リニューアルした博物館。
見ごたえありますよ。おすすめです。
(まだちゃんと記事にはしてないので写真を少し…)

 

⑥ 喜名番所

宿場エリアだったここを
北山戦に向かう尚巴志たちもここで宿を取ったかもしれない…との事。
(※ただし今の私は、北山遠征は陸路ではなく海路だと思っている)
ここで尚巴志とノロとの間に子が生まれ、読谷地域で繁栄した、とも。
現在は観光情報センターになっている。

 

⑦ 平田之子と屋比久之子の墓

第二尚氏クーデターの際、尚巴志らの遺骨をもって
ここまで逃げてきた忠臣の墓。

 

⑧ 尚巴志の墓(尚忠と尚思達も)

第二尚氏クーデターの際に移された墓。
⑥で描いた喜名の子孫を頼ってここに逃げたきた、との説も。
詳しいアクセスは→

 

⑨ 赤犬子宮

赤犬子が昇天した場所。

 

⑩ 阿麻和利の墓

謎多き、阿麻和利の墓(伝)。
詳しいアクセスは→

 

⑪ 徳武佐

北山騒動の際、逃げてきた丘春(千代松)が一時過ごしたとされる場所

 

⑫ 吉屋チルー歌碑

比謝矼のたもとにある歌碑。
…なぜかまだブログ記事にしていません。
(写真は何度も撮った覚えがありますが見つけきれず…)


⑬ 屋良グスク(→ ) 

阿麻和利のお父ちゃん(伝)とされる屋良按司のグスク。
グスク前に建てられている系図パネルがなかなか興味深い。

 

⑭ 泊グスク

北山騒動の際、逃げてきた丘春(千代松)が一時過ごしたとされる場所


⑮ 丘春の墓

丘春(千代松)は北山騒動後、今帰仁城を奪回するも、
次の代で再び攻められ、
ここに逃げ戻るも、再起叶わず死んだとされる。


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