がじゅまるの樹の下で。

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シーサーらしさって…?

2019年08月08日 | ・村シーサー/おきなわ石獅子マンガ

沖縄と言えば、

というものの一つに

「シーサー」

がありますね。

観光客が大勢で写真を撮るときに

「はい☆シーサー!」

って言っているのも見かけたりもします。

※ちなみに地元民はそんなかけ声はしません。

 

 

なので、沖縄色がテーマのイラストなんかでも
シーサーが描かれることも多いし、

ちょうど今は夏休みですから
シーサー作り体験とか
図工の宿題で作ったりとかした(する)人もいるかも。

 

ではここで、
シーサーを描く・作る時のポイントをお教えします。

 

くちマギー(大きく)

鼻マギー(大きく)

たてがみぐるぐるぅ~

 

です。

 

繰り返します。

 

くちマギー

鼻マギー

ぐるぐるぅ~

 

はい、覚えました?

 

この3つさえ押さえておけば、
それなりにシーサーらしくなります。

 

目をぎょろ目にするというのもありますが、
個人的にはそれよりも鼻マギーのほうが優先だと思ってます。
目がつぶらでも鼻マギーのほうが、その逆よりもらしく見えるので。
くちマギーは必須。第一必須条件。

 

 

しかし!

今述べたポイントは、
現在一般的な、量産もされているシーサーのフォルムを元にしたもの。

 

クールなシーサー(うん)

 

こーゆーのね。
(普通のシーサーを撮った写真が全然見当たらなかったので^^;
イラスト沖縄さんのフリー素材を拝借しました

 

でも、ちょっと意識を街中のシーサーに目を向けてみると
シーサーのビジュアルはもっと様々で
色んなバリエーションに富んでいます。

たてがみだって、
ぐるぐるぅ~じゃないものも色々あります。

完全ストレートロングで後ろに垂れてたり、
ストレートの毛先だけワンカールだったり、
パンクロックの人みたいにピーンと逆立ってたり、
髭みたいにちょろっとしかなかったり、
長かったり短かったりetc…

 

 

なので、

シーサーは、
現在の一般的なフォルムにとらわれすぎることなく、

 

くちマギー

鼻マギー

(基本)たてがみは入れるが好きにしろ!

 

あとは自由!!!

 

でやるのをオススメしています。

顔の形も、動物型の耳さえあれば
丸でも四角でも三角でも、長くても短くてもいい。

そのほうが紋切型ではない、
個性的でバリエーションに富んだシーサーが描ける・作れると思っています。

 

 

実際、先人たちはもっと自由に、
おおらかな精神でシーサーを形作っていました。

 

(長くなりそうなので、つづく)


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