キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ
SEASON2「尚巴志・三山時代編」は
今回はラストになります。
(普段よりも余白があります。スクロールして下さいね)
↓
キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガでは
三山統一の過程で、
本部の裏切りも
攀安知や他魯毎の死も描きませんでした。
それには、それなりの理由というか
思いがあってのものですが、
唯一の例外がこちら。
本当はこれも描こうかどうか迷ったんですが…
気分を害された方がいましたらご容赦を…。
今回のこぼれ話は1コマ目について。
護佐丸は攻めてきたのが王軍(と阿麻和利)だと知ると、
王家に逆らうことはできない、と
歯向かうことなく自刃した。
それゆえに忠臣の鏡だ、と言われています。
しかし、『異本毛氏由来記』では
すぐに自刃するのではなく、
応戦したという記述があります・
個人的には応戦派です。
『護佐丸伝』(または『護佐丸全集』)著者の
新垣正雄氏はこの応戦について、
護佐丸は攻めてきたのが(王軍と)阿麻和利だと知ると、
中城の次は首里を攻めるという阿麻和利の策略を見抜き、
そうはさせまいと勝連軍の勢力をできるだけ削ぐために
応戦したのではないか、
と推測しています。
さて、あなたはどっち派?
あと、2コマ目、
切腹という本土の武士の作法にしなかったのも
一応こだわりです。
(果たしてこの時期に本土で武士の自刃方法として切腹が一般的で、
それが琉球に入ってきているのか疑問だったので)
キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ、次回からはSEASON3に入ります!
「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」
シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい。