薩摩侵攻ツアーの番外編。
今帰仁城跡のそば、ハンタ道を行ったところにある、
ミステリアスなグスク跡。
その名も……。
はい、
「ムーミングスク」と読んだ人、手ぇ挙げて~。
(はーい)
「ムーミン」
じゃないですよ。
「ミームン」です。
ミームンってなんだ?
「三重グスク(ミーグスク)」と「沖縄の物(うちなーむん)」をヒントに、
…「三重物」…とか?(笑)
…あっ、単なる思い付きの割には、
あながち間違いでもなかったりして?
このグスク、今はこんなありさまでかろうじて石積み跡が見えるかな~
という程度ですが、
「勝連グスク」や「中城グスク」「今帰仁グスク」のような、
いわゆる「城」ではなく、
別の意味合いをもった「グスク」かもしれない、とのこと。
つまりは、住居ではなく、宗教的なものか、シンボル的なものか。
なんでも、当時はピラミッド状の形だったらしいです。
大きさも、そんな「巨大」って感じもしない。
どちらかと言えば、大きなお墓っぽい。
左:シニグンニ模型 右:ミームングスク模型(やっぱり“三重物”?)
今帰仁城跡前に設置された模型をみると、
一目瞭然。
今帰仁ムラのエリア入り口、両端に設置された、
ミームングスクとシニグンニ。
住居グスクではないことは確かですね。
琉球にもピラミッドがあった!?
みたいなミステリー。
人物比。
ガイド講師の上里さんでした
こんな場所、ガイドしてもらわないと
なかなか気づける場所じゃないですね~
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とある人から質問があったので、
記事にしておきまーす。
このブログの、ブログ内検索について。
現在、1200あまりの記事がこのブログにはあるわけですが、
その過去記事を検索する方法。
まず、ブログの右上のバーにご注目ください。
検索ボックスがあります。
このボックスに、探したい過去記事のキーワードを入力します。
たとえば、勝連城跡についての過去記事を検索したいとしたら、
「勝連城跡」と入力。
そしたら、検索ボックスの右隣のボックスの▼印をクリックして、
「このブログ内で」を選択。
そして、検索をスタートさせれば、
ヒットする過去記事が出てきます。
ただし、検索ヒット率は100%十分ではありません。
なので思った記事がヒットしない場合は、
別のキーワードで再検索したりすることも必要です。
(「勝連城跡」だけじゃなく、「勝連グスク」とか、「勝連城」とか、「かっちんグスク」とか、もっとはしょって「勝連」とか)
…でも、過去記事検索とかって、
書いてる本人が1番使う機能かもね~
(過去記事リンク貼るのに結構使います)
gooブログなら大抵あるはずなので、
別の方のブログでもお試しいただけますよー。
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安慶名グスクの城壁にある、
この穴。
これが不思議なアルモノの正体。
たったひとつだけある、この穴。
写真でお分かりのとおり、だいぶ深いです。
深いというか、分厚い城壁に意図的にあけられた穴です。
城壁の穴、といえば「銃眼」
中城城跡にも銃眼らしきものが確認できます。↓
勝連城跡のこの穴↓も銃眼っぽいよね?
(でもこの穴が貫通しているのかは未確認。)
種子島に鉄砲伝来される100年前に、
琉球には鉄砲が伝わっていました。
護佐丸・阿麻和利の乱の時代の弾らしきものも見つかっている、
というので、「銃眼」であっても不思議はないのです。
が、
「目からウロコ」の上里隆史さん曰く、
これらの穴は銃眼じゃないかも、とのこと。
( 「目からウロコの琉球・沖縄史」 p170- 上里隆史著/ボーダーインク)
た、確かに…こんなに分厚いんじゃ銃眼としては役にたたん…。
それに銃眼なら、もっと数があっていいはずだし。
銃眼ではなく、何か別の意味があったのでは?
とも思える謎の穴です。
(同書によると、首里城にも一箇所あるそうです)
ついでにもういっちょ。
安慶名グスク(一の郭)にあった墓石。
天帯子の結び
具志久美登繁座那志
中が世うみない母親
…左三つ巴の御紋だ。
ここ、安慶名グスクと、王家(尚家)と、何か縁があった証拠でしょうか。
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うるま市にある、安慶名グスク。
安慶名闘牛場のすぐ隣。
安慶名中央公園の一部となっております。
地図で調べて、近くまでくると、
この小高い丘が見えるのですぐにたどり着けます。
(周りが町として開けてるのにこのように一部だけ丘が残ってるのは、かなりの確立でグスクか御嶽)
…が、この丘はあれども、
どこがグスクの入り口????
と、ぐるぐる……
闘牛場から中央公園とまるまる一周して、
この森に正面からそのままツッコめばいいことが判明
道とかないんだもんなー。
正面から突っ込んで、森の中に入ると、
ありました、ありました。
「史跡 安慶名城跡」の標識と案内板。
横を見ると、
…あっ、「琉球政府」時代のものだ。
(※日本政府にあらず)
足を踏み入れると、
おおっ、これは古い石階段だ!
テンションUP! わくわくっ
崩れないか用心しながら、
一歩一歩登っていく。
この日はかなりいいお天気で、
入り口を探してぐるぐるしてただけに汗だらだらでしたが、
森に囲まれたグスクに入ると緑の風が吹き抜け
すーっと汗も引いて行きました。
ん?
変な意味じゃないよ。
登っていく、
登っていく。
…あっ、御嶽。
一礼。
おじゃまいたしますm(_ _)m
この階段を登っていくと、前記事にした
岩をくりぬいた門にたどり着きます。
↑別アングルで見たその穴。
穴(門)を通り抜けると、広場に出ました。
ちょっと調べてみると、ここが二の郭。
安慶名グスクは所々にベンチが設置されていて、
ここが見学や憩いの場として開放されているのが分かる。
安慶名出身の同僚曰く、
小学校のときとかは遠足の場所だったらしいデス。
(でも、普段はあまりひと気のある場所ではないかな…観光名所ではないし)
てっぺんからの眺め。
よいしょ、よいしょ。
もうちょい、眺めのいい所に出ましょう。
はぁ~。
いい眺め。
正面は、安慶名中学校?
具志川商業高校?
方向がよく分からん…
方位磁石、車に常備しておかなきゃな…。
残る石垣。
不思議な形。
…水場かなにかの跡??
二の郭の隣(裏?)にあった広場。
一の郭かな。
緑のじゅうたんに降り注ぐ木漏れ日がやさしい。
引き返して、別ルートを散策。
行けそうな道(?)があればとにかく行ってみる。
がじゅまるの根のカーテン。
さて、安慶名グスク(別名、大川グスク)。
こんな立派な城壁も残っておりました。
入り口にあった案内板によると、
築城は14世紀。
安慶名大川按司(伊波按司の5男)が城主。
以上。
この安慶名大川按司や安慶名グスクにまつわる
ドラマは…見当たりませんでした
(手元にあるグスク本で見てもグスクの構造のこととかしかない…)
なにかないのかなー。
やっぱりドラマがないと。
でも、ここ安慶名グスクにはとっても不思議なアルモノが、
あるんです。
(続く)
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以前、振っておいた安慶名グスクの写真を
(やっと)まとめたのでご紹介します★
まずは、簡易魚眼レンズつきのケータイ写真から。
この岩をくりぬいた門は安慶名グスクの1つの特徴ではないでしょうか。
むろん、玉城グスクにはかないませんが。
↑ 写真下のほうから階段を登ってきて、
上の岩門に入る。
魚眼レンズならではの広角で、
門までのルートをパチリ
二の郭。
さて、
当時の姿が色濃く残る保存状態のいいグスク
TOP3に入る(かもしれない)安慶名グスクでしたが、
うぅむ。
その評判は確かで、かなりワイルドなグスクでした。
(続く)
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今年は
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」
が、世界遺産に認定されて10周年!
きっと10周年記念のなにかイベントがあるだろうな~
と思ってたら、ありましたありました!
↑画像をクリックすると拡大します
10周年記念事業!
主にリレー講座とスタンプラリー。
それから、博物館やグスクに隣接する資料館での出土品の展示。
そして関連イベント。
肝高の阿麻和利のかっちんグスク公演もそのひとつ
グスク公演は例年にはない特別な企画ですが、
首里城まつりや護佐丸まつりなど、
例年行われている祭りやイベントもちゃっかり「10周年記念事業」の中に…(笑)
やっぱりオススメは肝高の阿麻和利グスク公演とリレー講座!
↑画像をクリックすると拡大します
むぎゅー!
この充実のラインナップ!
全講座行くかも!
「目からウロコの琉球史」の上里隆史さんの講座もありますよー!
(しかも、護佐丸と阿麻和利担当)
ちなみに、ワタシは
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」行脚は全制覇済ッス!
(このブログでもたぶん全部紹介済み)
明日、写真お出かけしたかったのに雨らしい…
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…あっ、2週ほど「今日の龍馬伝」コーナー書かない間に
3部に突入してしまったわ
もちろん、毎週欠かさず見てましたよ。
武市さんも以蔵さんも死んじゃったしなー
武市さんの死に際、ああ来たかぁ…。
武市さんらしい…。
「お~い!竜馬」とは全く違った「切腹申し渡し」でしたが
すごく良かったと思います。
容堂…つかめん…。
さて、今日からは3部開始!
(SEASON 3ではなく、敢えて3部と言わせていただく…)
いよいよ怒涛の展開ですね。
33歳で亡くなる龍馬ですが、
その数々の偉業は脱藩後、わず5年のこと、なんですよね。
その後半戦とならば、日本の情勢もあいまってめまぐるしい展開となります。
そしていよいよ坂本龍馬、本領発揮です
(なるほどお~。ここで一般的なワイルド龍馬に変貌していくわけか…。やるな龍馬伝…)
手始めに、長崎っ!
ワタシも中学生の頃、修学旅行でグラバー園、行ったなぁ。
(沖縄の中学生は修学旅行は九州。主に長崎→熊本→大分→福岡)
長崎は今でも何度も行くけど、グラバー園はけど、それっきりだ。
そのころは全然龍馬とか幕末とか、ましてや歴史とか興味なかったから、
今、改めて長崎幕末巡りしたいなー。
そして、高杉さん、
かっこ良かったッス!!!!
というわけで、8年前の萩旅行に行った時に訪れた
高杉さん生誕地の写真をば(笑)
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うえぇ~
毎年のことだけど、やっぱりポジションが変わっても
7月はキツイのぅ…。
毎年心身共に疲れ果ててたけど(鬱っぽくなる)、
今年はまだ「精神」のほうはだいぶマシ。
(カラダはへとへとぼろぼろですが)
ちょっとずつ強くなっていけてるのかな。
昨日、シゴトの一環で久々に北谷に行ったら、
なんじゃこりゃ~~~~~
デポアンランドだとう!?
様々なショップ、飲食店が立ち並ぶ新エリア。
これまでのアメリカンビレッジを拡大したような感じ。
事実、もともとアメリカンビレッジにあって
ここに引っ越してきたテナントも多数。
まだまだ開発中で、順次オープンしていっているみたいです。
7月中には全店舗オープン?
なんと、名嘉睦稔さんのギャラリー(BOKUNEN'S ART)も
ゴーパチ沿いのところからここに移転してくるみたいです
(オープン準備中でした)
ラジオ局もありました。
交番裏にあったFM北谷か?
アメリカンビレッジを象徴する観覧車との距離はこんな感じ。
メイクマンやマックやシーサイドボール美浜の駐車場を
真ん中に挟んで更に拡大している感じです。
この日はオシゴトの一環であったことと、
だいぶ疲れ果ててたことでじっくり周れなかったのですが、
シゴトが落ち着いたら遊びにこようかな。
さて、今回の写真はALL広角カメラにて。
建築物を撮るとだいぶ歪曲して写りますね
(しかも夜だったから手持ち撮影でぶれぶれです)
やはりどうもまだイマイチつかめない新レンズ。
マクロも含めて色々練習する夏にしたいな。
そのためにもまずシゴトを片付けなければー
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