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被災地

2013-05-29 10:15:07 | ボランティア
                


ボランティア行きが決まってから、少しばかり自分なりに調べはじめた
まず違和感を覚えたのが
「被災地」という言葉
もっと狭い範囲で使われている言葉だと、勝手に思っていたのだが
ちょっと地図を見ただけでも、どれほど広範囲にわたっているものなのか
そんなことすらも、知らなかった自分
津波、地震、原発
被災した原因も一つのファクターだけでない
場所によっては、火災被害にもあっている


ボランティアに向かった場所は気仙沼だが
今回集まったメンバーは被災地に来るのが初めての人も多く
引率者の計らいで、いろんな場所を巡ってくれた
感謝の念に尽きません



気仙沼の海から津波で内陸まで流された大型船



陸前高田の奇跡の一本松



建物の基礎部分だけが残っている土地もいたるところにあった


正直な気持ちとしては「よくわからない」
そこに住んでいたわけではないし
被害を受ける前の町の状態を知っているわけでもない
何もなくなってしまった場所を見ているだけで
バスの中から流れる風景として

もちろんよくわからない中にも、感じるものはたくさんある
だけど、その土地に生きていた人たちのことを考えると
へたな言葉はでてこない
津波の爪あとが残るすぐそばで生活しているというのは
自分だったら、気持ちの整理なんかつかないと思う



故郷
誰もが知っている歌だと思う
先日歌う機会があった
その数日後、津波で被害にあった場所をみた
故郷の歌の最後は
「水は清きふるさと」
そう締めくくられる
懐かしむ歌、高齢の方には特にそう思えるのかもしれない
だけど
津波の被害にあった人たちは、そうは思えないだろう

感謝の気持ち

2013-05-28 06:48:43 | ボランティア
膝をついて手をついて頭を下げる
いつの間には、ごく自然にそうしていた


マッサージボランティアの初日
午前午後と同じ仮設住宅の集会場で
午前も午後もどちらにも来てくれた男性がいた
偶然に2回とも自分が担当することになった

一回にかける時間は約20分
20分で全身だと時間は足りない
2回同じ人を担当できるのはラッキーで
自分的にもうれしいことだった
1回目ではできなかった部分にポイントをしぼれる

ベッドではなく床でのマッサージなので
膝はついている状態だけど
終わって体を起こしてもらって
お互いに、本当に自然に
手をついて、頭を下げていた

お互いにお互いが感謝の気持ちを込めて
お互いへの感謝の気持ちがシンクロした瞬間だと思う
仕事をしていてクライアントとそうなったことはない
今までの人生、お礼でもお詫びでも、そのかたちでしたことはない
合気道ではじめと終わりにする礼ぐらいだろうか
合気道のそれは、また意味合いが違うのだが

お互いに礼をしていたときは
当たり前に躊躇なくしていたので、気にとめることもなかった


ボランティア
相手のためになることをしているつもりなのだけど
こちらが受け取っているものの方が大きくてたくさんある
「してあげている」なんて思うことはできない


職能を活かすことのできる支援
それができることはこの上なくうれしいことだ

一人じゃなにもできません

2013-05-27 22:03:43 | ボランティア
当たり前だけどね
そうなんだけど
自分が10代後半から20代前半
一人でも生きていける
と本気で思っていて
人と人のつながりなんて大切だと思っていなかった

なんでだろう
なんでそんな考えでいることができたのだろう・・・

今回参加させてもらったマッサージのボランティア
いろんな人のがんばりがあって
こうやって自分も参加できて、現地まで赴くことができた
企画運営をしている人
現地で橋渡しをしている人
安全に現地まで送り届けてくれる人
同行して指揮をとってくれる人
そして、現地で待ってくれている人

目に見えるだけでもこれだけの人たちがつながっている
表にでてきていない人たちだっているんだよね
もっといろんな人たちが関わっているんだよね
その繋げて紡いできている中に自分も加わることができた
ありがたいこと

けっこう大切なことも忘れっぽいし
ともすれば、利己的な考えに走ってしまうときがある
周りを慮ることをなおざりにしてしまう
独りよがりじゃいけないよ


チームで行くことができたのもうれしいこと
一人では感じることができないことも
みんなの話から、いろいろ考えることや気付くことができた


やっぱり
一人ってちっぽけなもんだ
それを踏まえて生きていく
そうすれば、ちょっと世界が変わるかもしれない
まわりにやさしくなれるだろう

そして
一人じゃないよね
それを感じることも大事

マッサージボランティア 2

2013-05-24 17:03:50 | ボランティア
どんなに情報収集しようにも
参考にしかならないだろうし
それの情報に凝り固まるのは、反対に危険だ
どこにいっても柔軟な対応ができるような気転の利く人間ではないが
できるだけやわらかい物腰でいきたい

やはり、思うことは
知ったふうな、わかったような振る舞いはしない
被災して大変なおもいをしている人たち
遠くでのうのうと暮らしている自分
気持ちに隔たりがあって当たり前だろうし
完全に共感することはできないだろうと思う
マッサージ(癒しの意味での)をするのにも
そのときに当然コミュニケーションとして会話をするだろう
どちらかというと、会話をすることの方が大切さの比率は高いだろう

傾聴
カウンセリングにおいての基本の基本でもある
無条件に相手のことを受け入れる
これだけでもいいと思う
たぶん、相手の話に下手にコメントしても、あまりいいかたちにはならないと思う
それなら
相づちときちんと聴いている姿勢を見せればいい
「寄り添っていますよ」
そんな気持ちでいいんじゃないかな、と個人的には思っている

コミュニケーションの手段としてのマッサージ(癒しのね)
それでいいんだと思う
いろいろ情報だなんだと頭ばかり大きくしていっても
いらん情報になりかねない
だからといって、不必要なわけでないが



自分が楽しくあること
これもとても大切なんじゃないかな
もちろん不謹慎にするような度合いではなく
大変なおもいをしている人たちに接する
だからといって、暗くしていたっていいことないだろうし
明るく楽しくありたい
自分で選んでやることなんだから

知らない、ということを知る

2013-05-23 23:58:44 | ボランティア
情報が膨大すぎる

被災地

この言葉をひと括りで考えると
津波から原発から復興問題から
あまりにもあまりにも広すぎる

限られた時間の中で
今回自分がどんなかたちで携わるのか
自分の行動することに対して適切な情報
それを選別収集する必要がある


調べていけばいくほど
明るい顔ができなくなる
あまり表にでてきていない闇の部分
書籍での情報収集が主になっているが
どれも震災から1年後ぐらいに出たものばかりだ
さらにそれから1年以上が経過している
そこに書かれた事実も過去のことで
今のリアルはまた違ったかたちになっているはずだ


自分は何も知らない
そこからスタートする
そして、知った風な振る舞いをしない
溢れている情報
それらは事実を伝えているのだろう
だけど、それも一面でしかない
その情報も取り込むが、それが全てではない
もっと別の事実だってある


いろんな側面から見ること
いろんな側面から考えること
いろんな側面から感じること
そして、自分のできることをすること
無理はしないこと

なんにも知らない

2013-05-22 20:51:41 | ボランティア
マッサージのボランティアに行くだなんて
どこに行くのか、知ってんのか
気仙沼って場所、知ってんのか?

やる気だけ?
そりゃあ、なんのやる気だよ
はっきり言って自己満足のやる気だろ

わかってんの?
その津波の被害にあった中学生たちが書いた作文の場所
女川って場所知ってんのか?
おまえのその涙の意味はなんだ?
哀れみか、慰めか
自分勝手な涙だな

被災地に行く
原発の影響はないのか?
福島原発から、どれぐらい離れているかもしらんだろ
少しでも調べてから、もの言ってるのか?
なんにもわかっちゃいねえだろ


何のために行くんだよ
自分はどうしたいんだよ
何も知らないまま行ってどうすんだよ

考えろよ
自己満足だけのボランティアなんていらんだろう
もっと
知ろうとしろよ
もっと
真剣になれよ
行くと決めたんだろ

マッサージボランティア

2013-05-19 18:30:37 | ボランティア
今月末に、宮城の気仙沼にマッサージボランティアにいく
JILCAというNGO団体のメンバーとして

けっこう前からマッサージボランティアの存在はしっていたが
普通に勤めて仕事をしていると、時間を作るのはなかなか難しい
今がチャンス
と、迷わず参加をお願いした

ただ、参加しますと手を挙げればいいってもんじゃない
当たり前だけどね
行くにも、それなりの準備が必要になる
まずは、ボランティア保険に加入しなければならない
そんな保険が存在することすら知らなかったわけで・・・
寝袋も用意しなければならない
まあ、普通の一人暮らしの男性はなかなか寝袋なんて持っていないだろう
ご多分に漏れず、自分も持っていない
さすがに買うとまではいかないな…
借りられる人を探さないと

自分の飲食料
マッサージをする際に使用するタオルなど

けっこう、準備するものが多い
当たり前なんだろうけどね

ボランティアに行く
遊びに行くわけじゃないし
困っている人のお手伝いに行くわけで
行った先で、困った人になってはただのあほうだ

本当に当たり前のことなのだけど
実際に動き出してみると、いろいろ見えることがある