合気道

「5回の稽古でわかることは何もありません」

開口一番、会長はピシャリと言い放った
その物腰は柔らかく好々爺然としている
とても細身で、胴着と袴を取ってしまえば
どこにでもいるおじいさんのように見えるだろう
だが、刹那に見せる射抜くような鋭い眼光
背筋を緩めることすら容易にできぬ・・・

「ですけど、5回きちんと頑張って続けてくださいね」

やはり好々爺だ
その柔らさも合気道には必要なのだろうか・・・
そんなことを勝手に考える


初心者体験講習会
平たく言えばそんなところだろう
自転車を走らせて汗だくで体育館の柔道場へ
稽古で汗だくの汗だく
帰りも自転車を走らせ汗だく

市営の体育館
もちろん冷房なんてない
仮に冷房の効いた場所での稽古を想像すると
風情がないって気もするな
んまぁ汗だく
それが気持ちよくもある
時折、窓から入ってくる涼しげな風
普段なら何気ないような風も
そんな状態だから、それだけでも頬が緩む
だが、背筋は緩めない！


汗だくだけど、いい気持ちの帰り道
無性に焼肉が食べたくなる・・・

断食ってやつぁ

ダイエットの為？
そんな野暮ったいこたぁしないよ

まずは
とらわれないってことだな
食べ物と空腹感にとらわれないこと
それがまた、難しいんだけどな
だってそうだろ
外出すりゃあ、右も左も食べ物屋さん
数分歩きゃコンビニが見える
そんな中での、とらわれないことのトレーニングみたいなもんさ
その気持ちで体中がいっぱいになって煩悶するのも楽しいもんだけどな♪


時間の有効活用
食事に関係する時間がゼロになる
準備に片付けはもちろんのこと
何を食べるか悩む必要だってない
けっこうな時間が浮くわけよ
んまぁそこで
焼肉の香りが漂ってきたら、気持ちが折れるかも知れねぇけど（笑）


気持ちのトレーニング的な要素は大きいかもな
毎日食事をとらなきゃいけないという考え
もちろんそれは当たり前に必要だろうけど
以外に一日ぐらい無くても大丈夫だってこと
もちろん水分と塩分は摂るとして
否応無く、そんな状況が訪れるとも限らないだろ？
できればゴメンだけど
そんな時に、それぐらい大丈夫だって余裕があればちょっと強いだろ♪

ストイックか？
んなこたぁねえよ（笑）
もちろん体脂肪落としたいって気持ちもあるけどな

あと、消化器官の休息日

この言葉の重さ

「幸せ」
この言葉を言ってもらえることが、人生で何回あるのだろうか

たぶん
大きなステージに立つロックスターや
テレビの中の芸能人は
たくさんの人たちから「幸せ」って言葉をもらっているだろう
だけど
ぼくはそうじゃない
テレビの中には入れないし
ステージの上に立つこともない
そんな人間が「幸せ」って言ってもらえる数

プレゼントにゴージャスなアクセサリーを贈ったわけでもなく
スイートルームに案内したわけでもない
もちろん、フルコースのディナーに年代物のワインがついていたわけでもない

飾りなく
身の丈にあった振る舞い
その中で、幸せを感じてくれたなら
それほど嬉しいことはない


永劫その気持ちは続かない
その刹那のこと
それと、少しの余韻を残して
いつの間にか溶けて薄まってなくなってしまうかもしれない



幸せと言ってもらえる幸せ
この気持ちを心の中の宝石箱へ

くじ運・・・

ジョジョの奇妙な冒険　一番くじ

「発売は8月後半」
という、記事を発見してからというもの
息を潜め待っていた
近所のコンビニを毎日のようにチェックして
いつもくじが陳列される棚は外からもバッチリ見える場所だ
まだかまだかと待つ
その毎日が少し楽しい♪

前日の夜、そこの棚からはキレイに商品が消えうせていた
「ここだ！」
明日が勝負だろう
次の日
出勤前にコンビニを覗く・・・
狙い的中！棚がジョジョ一色である

勝負は三回
予め決めておかないと、大変なことになる
いい商品が当たるまでやり続けるとなると
くじ運が悪いパッションは、いくら注ぎ込むことになるか、わかったものではない
気がついたら、今月の自由に使えるお金がなくなる
なんてことにもなりかねない・・・




Ｆ賞　Ｇ賞　Ｉ賞

Ａから数えると、どれも上の方の賞じゃない・・・
逆に下から数えたほうが早い賞である

改めてだが
自分のくじ運の悪さを呪いたくなった
店員さんの前でガッツポーズしてやりたいわ～
でっかいスタープラチナのフィギュア持って、我が物顔で歩きたいわ～

そんな願いもむなしく、青空の彼方に飛んでいった
併せて
くじに熱くなっていたせいで遅刻寸前（汗）
ダッシュで駅に向かう（苦笑）


そして
恵比寿駅から職場に向かう途中の横断歩道
いかつい男性がスタープラチナのフィギュアを片手にこっちに歩いてくる
それだけしか手に持っているものはない！
「あんた、それ一回で当てたのか！！」
そう声をかけたくなる気持ちを抑えながら男性とすれ違う
悔しい気持ちを奥歯をきつく噛み締め押さえつける
そして
帰りの恵比寿駅前
両手に大きなビニール袋を下げたお兄さん二人
一人の片手には、承太郎のフィギュア
だけど、それを当てるために大量にくじを引いたのであろうビニール袋
「お疲れ様、無事に当たってよかったね」
と、心の中で健闘を称える賛辞を送る


そんな
ジョジョに魅了される人たち♪

お肉食べたい

　　　　　　　　　　　　　　　

叙々苑の「焼肉弁当」

こんな写真を友達が送りつけてきた
完全なる嫌がらせである（笑）
パッションは、口にすることはおろか
実物を拝見したことすらない
目の前に現れようものなら、拝んでしまうこと間違いない

この写真見たら
当然のことながら「肉スイッチ」が入るよね
きんにくマンの額の「肉」とは別だよ


だけど、世の中捨てたもんじゃない！
「肉食べたいな～」と日々念じていたら
いとこから、焼肉のお誘い♪
「はい、よろこんで！」
どこかの居酒屋さんの受け答えみたいに即答する

当日
行く予定だった焼肉屋さんがお休み・・・
焼き鳥屋さんに変わる・・・
コケっとね・・・
（つくねがめちゃめちゃうまかったけど）


そして先日
新宿にて安くておいしいジンギスカンのお店があるというので
ランチに行くも・・・
「本日定休日」
Goddamn
余程肉とは縁遠い、ピザとパスタに変更になる


「肉運」がないねぇ
斯くなる上は、お一人様焼肉しかないな・・・

大決戦

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　ダイオウイカVSマッコウクジラ

深海の伝説を目撃せよ

な～んて書いてあるけどさ

確かに劇画タッチの字面は悪くない
けどさ
イカとクジラだよ
少年の心を捉えられるかね・・・

ってかさぁ
イカとクジラでまともに戦いになるのかね
まだイカはアリだとしよう
足いっぱいついてるし、スミだって吐くし
戦い方のバリエーションも豊富そうだ
だけど
クジラってさぁ
体当たりぐらいしかないんじゃない？？
ねえ・・・
悪と正義の戦いになるとしたら
確実にイカは悪役になるだろうね
いきなり戦うってわけじゃないだろうし
設定とか、ちょっと気になるな

ダイオウイカがマッコウクジラの子供をさらっていったとか・・・

実際見ていないだけに
タイトルだけでイメージがどんどん膨らんでいく

たぶん
クジラだけに真っ向勝負だろうな




ねぇ、チンアナゴさん
どっちが勝ちますかね？




いや、興味ないし・・・
オレ頭引っ込めてるから・・・

ＶＳにんにく

　　　　　　　　　　　　　　　　

中に入っているのは
14個

まず第一の疑問
男一人暮らしでそんなに、にんにく使うかよ・・・
にんにく人間になるぞ
にんにくオーラって、ものっすごい臭そうだな・・・
「にんにく人間」略して「にん間」
（え、略す必要ないって？？）

まずは
この仲良し子好しな固まりを・・・



鬼のような形相で引きちぎっていく


つぎに
ぺティナイフで硬い頭の部分を切り落とし
皮をはいでいく
延々と黙々と
延々と黙々と
指が痛くなったって
黙々と黙々と
これが間単に皮がむけてくれないのよ（泣）

・・・・・・

一時間強経過



とうぜん、指はにんにく臭い
お風呂に入っても、完全にとれない
ほのかなにんにく臭が指先から漂っている
（決してにんにく人間ではない）



何年か前に、中国でにんにくが投機対象になって高騰していた話を聞いたな
だけど、八百屋で見る中国産にんにくがバカみたいに高くはないような
安全性も少々？？で値段が高いんじゃ、いいとこなしじゃん
「臭いダイヤ」なんて揶揄されてたし・・・

田中だからこそ

身内だからこそ話せる話題
分かり合えること
その話しをどんなに親しい友人に話しても
ある程度の共感は得られるかもしれないが
そこまでだろう

置戸の空を何度も見たことのある人
牧場の匂いも知っている
暑い中、牛の世話をしたこともある
共感できる深さが違う


「尊敬できる人いる？」

唐突にそう聞かれて狼狽した
思い浮かばない・・・
野田首相だって、なんだかパッとしないし
ソフトバンクの孫さんはスケール大きいし
そんな人たちだとリアリティがない・・・

だけど
話していく中で気づく
身近な人たちがそうなんだって
それは「兄」であり「今まで出会った人たち」であり
もちろんその人たちを１から１０まで尊敬しているわけではなく
輝いて見える部分
３の部分だったり、７の部分だったりとね


自分を掘り下げることのできる機会
追われるような毎日を過ごす中で、そう多くはない
そして
自分一人で掘り下げるのではなく
他者を介して掘り下げていくこと
今回は偶然ではあるが、そんな機会に恵まれた
導き手のいる内省とでもいおうか
そうできる人がいるだけでも幸せ者なのかもしれないな

眠れなかったその理由は

これです



断っておきますけど
逮捕されるような変なものじゃないですよ

コーヒー豆

消臭剤として使えるのね♪

コーヒー屋さんでいただいてきたのだけど
面倒だからキッチンに放りっぱなしにしたわけ
だって湿り気があるから
一度天日干しにしなくちゃいけなくて・・・


その日の夜はぜんぜん寝付けなくて
なんでだろうなぁって
明日が遠足でワクワクしていたわけでもないし
適度な疲れもちゃんとあったし
なんでかなぁ
と、考えながら・・・
眠ることはなんとかできたんだけど

次の日キッチンにて
！！！
これじゃないの！？
このコーヒー豆のカフェインが部屋中に広まっていたんじゃないの？？

それしか考えられない！
見えない何かが悪さをしていたなんて考えたくもないし
そうだ
コーヒーの妖精がいたずらしていたのかも
（ちょっと苦み走ったメルヘンだな・・・）


ブラックマジックカフェってことで
（意味わからん）

秋の気配

ポツンと道に落ちていた秋
みどり色のまま落ちてきてしまったせっかちさん

ひとつだけ道の真ん中に落っこちていた
車にひかれちゃうよ
と、拾いあげようとすると
拒否するかのように、棘が手に痛む

だけど
気がついてみれば、もう立秋も過ぎ
暦の上ではもう秋なんだよね

小さい秋見つけた♪
なんて、心がはずんだ




あらら
仲間もたくさん
集まってみるのも、みんな愛らしい

先に落ちる競争でもしているのかな・・・