ベルトコンベアーに乗ってくる「夢」と「お正月」

工場でおせち詰め込みの派遣バイト
通勤往復4時間
まったくありえません…
近所のケンタッキーのほうがよっぽどラクだよな
仕事の案内メールには、そこまでの詳細は記載されていなかったな
（いいように情報操作しているもんだ…）

懐石おせち　「夢」
ベルトコンベアーでどんどん夢が流れてくる
そして、どこかに行ってしまう
嗚呼この儚さよ
パッションはこの日、夢を一つも手にすることはなく
一瞬手に取ることはできるのだが、すぐにどこかにいってしまった

あてがわれた持ち場は
夢を風呂敷に包む作業
延々と、ただひたすらに夢を包む
この夢は、お正月にどこかの家庭で解き放たれることだろう
2万円の夢…
延々と延々と、不器用な指使いで包む、ただ包む

全体の作業スピードが遅かったようで
（この日、派遣のバイトだけで500人以上いたようだ）
1日の目標個数に到達していなかったようだ
終了30分前ぐらいに
どんどん作業を早く終わらせろよ、という工場側の思惑と
程々に働いて定時にキチッと帰りたい、という派遣側の思惑
その二つの思いがぶつかり、見えない火花を散らせて
工業内は異様な熱気を帯びているのを感じた

だが
ただ包んで、包むだけ
ただそれだけだった

弁当惣菜屋さんなのに
昼食に出てきたお弁当は、過去に食べたことのないぐらいに
粗末で味も褒めることのできるものではなかった
昼食後の労働意欲をそがれる様なお弁当だった

だたそれでも、夢を包むだけ

次の日は
人差し指と上腕に痛みがあったのだが…

ケンタッキーの壁

普段バイトは朝だけ
も～も～モーニング
お客さんもさほど多くないし
メニューも限られているし
樂チンなんだよね

モーニングメニューが終わると
ガラッと違う店みたいに変わる
（パッションの中だけの主観であるが…）
切り替え時間まで働いていて、あたふた×２で泣きそうになったことがある（笑）
なので
朝だけにしようと壁を作っていた

けど
時間があるのに働かないのはもったいない
（貧乏根性１２０％である）
お昼進出！！

他の従業員からは、朝しかいないからイメージが違うと言われ
案内接客は、想定内の焦りまくりで
忙しかったので、すぐに時間は経っていった…
一人なわけじゃないし、なんとでもなるんだよな
（って、他力本願じゃダメなんだけど…）

何が言いたいかってのは
パッションがチンケな壁を作っていたってことだ
背は高いのに、そんな低いチンケな壁を見上げていたわけだ

それにしても
休みに朝日が昇らないうちから、昼過ぎまで働いたら
一日の時間の感覚が、かなりおかしくなった（苦笑）

傷つく時もある

基本的には、非難されてもあまり気にしないほうである
鈍感と言い換えても、差し障りない

親しい人から
「しょーもないこと、ブログに書いてるな」
と、言われた
確かに彼のブログを読むと
短い文だが、読みやすく言葉遊びも多彩だ
文の中で言葉が踊っているようだと思ったこともある
母親が国語の先生だというのも合点がいく

言われたときは、大した気にならなかった
酒の席でもあったからだろう

次の日ぐらいからブログを打つ指が重くなった
そのことを引きずっているようだ
珍しいこともあるものだ
ボディーブローのように後になって効いてきた…

しかしだ
彼のような言葉が踊るようなブログを書きたいと思ったこともあるが
それはできない
稚出でネガティブな部分もあって、平べったい文体
それが僕のブログなのだ
それでいいんじゃないの
嫌だったら読まなきゃいいだけだしね


だけど～
もっとレベルを上げていく！
自分自身の中のレベルだけど！！

Bicycle Race

自転車3年で大破！
自転車って耐用年数そんなに短いのかな？

いやいや
パッションの乗り方がハードなだけだろう
並列する車と勝手に競争する時もある
（信号とかで停まることが多いと、つかず離れずに進めることもある）
段差があっても、ほとんどスピードは緩めないからね
一駅や二駅分なら、電車に乗るよりも自転車で行く
駅までの徒歩の時間や電車の待ち時間を勘定すると
自転車のほうが早いんだよね♪
そこで口ずさむのは…
QUEENのBicycle Race

壊れた原因は調子が悪くなっているのに、点検に持っていかなかったからだけど…
自転車屋さんには
「普通に乗っていたら、壊れないような場所ですねぇ」と言われる

真ん中のところが取れて平行にならなくなっている
（写真じゃまったく伝わらないけど…）
だから、ペダルこいでもふ～らふら（汗）

そんなこんなで
ドドーンと購入

バン！
タイヤもちょっと太めで
ママチャリよりもスポーティーな出で立ちだ！
メタリックシルバーが、眩しく輝くぜ！！
ギアの切り替えが7段階！！！
ギアチェンジして乗ると、ここまでラクだとは知らなかった…
しかし、カゴは必需品
毎週のスーパーの買い物には欠かせないからね♪

ENJOY自転車LIFE

クリスマスマネー

よっしゃ！
株価上昇、売りで利益確定だ！！

お、自分へのクリスマスプレゼントだね
（完全後付けだけど…）

しかしだ
マーケット開始直後に売りに出し確定していから
その後どんどん株価は上がり続け…
年初来高値更新

もうちょっと、待ってたらな～
しょっぱいクリスマスプレゼントになったなぁ

マイナスになっていないから、よしとしようかね…
しかし、こんなんばっかりだ
深追いは禁物だとはいうけど
いうけどね…
やっぱり悔しいわけよ

ん！？
もう日付変わって、クリスマス終わってるね…

クリスマスセールと飽食と

朝の6時過ぎから、チキンをオーブンで焼き続ける
キッチンには、食欲を刺激する香りが立ち込めるのだが
数分もしないうちに、その香りに慣れてしまいごく普通に漂う空気と同化してしまう
香りで空腹は満たされないからね…
逆に空腹感が増幅されてしまうけど（汗）


カチカチに凍ったチキンを並べてオーブンへ放り込む
凍ったチキンは、氷を触っているような感覚だ
感覚といっても、指先は冷たくなって知覚できなくなる
オーブンから出てきたばかりの鉄板の熱さもわからないぐらいに
あとで、指先が火傷しているのに気がついたのだが…

こんなにチキンを食べる人がたくさんいるのかねぇ
右も左もチキンばかりのキッチンだ
（キッチンばかりのチッキンではない…）

山積みになったフライドチキンが地面に一個落ちようが
あまり関係なくなってるかのようだ
とても悲しい
とても勿体無い
いや
ホントのところは、パッションが食べたいくらいである
（さすがに、拾い食いはしないけどさ…）


聞くところによると
クリスマスはチキンを食べる日本の習慣は
（実際に、習慣化されてるかは知らないのだけど…）
ケンタッキーが推し進めた話のようだ
外国人が日本にはターキーがないので、ケンタッキーで代用する
そんな話を聞きつけ、それを浸透させていったらしい
（らしいの話で、ちゃんとした確証はないけど…）

しかしだ
ケンタッキーで出しているグリルチキンも美味しい
時間が経ったものを温めなおして食べたのだが
肉汁が出てきて、かなり美味しい
いやいやいや、バカにはできないものだ
ただし
ソースは、普段の商品に使われてるものなんだよね
それにはガッカリBBQソースだよ
ソースを変えたら、もっともっと美味しくなるだろうにねぇ…

酔いどれジョニーとドブROCK

なんと
一晩で一升瓶を空けてしまいました
しかも二人で（笑）

初のどぶろく
なんだか甘酒に少しテイストが似ている
飲みやすい
と、くいくいと口にグラスを運ぶ
あれ！？
パッション意外と日本酒いけるんじゃん、なんて思ってみる
どぶろくも天狗で、パッションの気分も少し天狗気味になる
しかし
案の定、その場で頭痛が
最後には、酒の匂いも苦痛に感じるぐらいなる（汗）

パッションは酒に弱いから
相手にもっぱら注いで飲ませていたのだが（苦笑）
それでも、しんどかった

日常の風景

自転車が壊れたので、スーパーに行くのもトホホの徒歩である
片手にはお菓子のトッポを持ちながら（ウソ）

いつもの通りなれた道
自転車だと、すぐに過ぎてしまう景色だが
歩くと違った顔を見せる
壁に這うツルの鮮やかな緑色
色あせた民家の壁面
寂しく佇む人気のない公園

豊かな音も溢れている

なんだかすべてが新鮮な感覚になる
引っ越してきた直後のような気持ちだ

自転車によって移動時間は短縮される
しかし
抜け落ちているものもあるのかもしれない
抜け落ちるものが、僕にとって必要あるか否かは別として
まぁ、そんなところだろう

だが、歩くのは時間がもったいないと感じるのだろう
少しの距離でも走っているパッション
自分忙しないなぁ

寝ぼけボケ

ガバッと布団から飛び起きる

時計を見たら7時！
遅刻だ
ケンタッキー遅刻だ

脳みそフル回転！！
フル回転？？
あ
今日は休みの日だよ…
休みバイト休みバイトとサンドイッチな日々が続いていたので
感覚がマヒしてきたのかな

脳内のアドレナリン分泌が一気に収まる

そして
一気に脳が切り替わり夢の中へ

チキンとせなアカンよ～
チキンとね…

金曜の憂うつ

電車に乗り込み、空いている座席を探す
この時のパッションは、獲物を狙う肉食動物のよう
鋭い眼光で前傾姿勢
（完全に変態だなオイ…）

瞬時に空席の匂いを嗅ぎつけ座席に向かう
しかし
そこには酔ったサラリーマンが広がっていて
1,5人分の席を占領していた
幸せいっぱいの顔をしている
明日は土曜日
戦うリーマンとしてネクタイを巻く必要はないからだろうか
パッションもその顔を見ると少し躊躇したが…
剥き出しの牙を突き立てるように！！！
優しくポンポンと肩をたたく
！！
勢いよく起き上がり、状況の把握をしようとするサラリーマン
「ここはどこだ？」と聞こえてきそうなぐらいに、キョロキョロする
と思ったら、小走りで電車を降りた！！
しかし
その目は、覚醒しているような感じは受けなかった
電車の扉が閉まり、窓越しに寝ぼけリーマンの顔が見える
まだキョロキョロとしていた
起こされた勢いで、降りてしまったのだろう…
呼び止めることはできなかった

電車が発進し、酔いどれリーマンの姿はすぐに見えなくなってしまった
残ったのは
心の中の申し訳なさと
ポッカリと空いた、隣の座席の空間だけだった