博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

京都でお花見

2008年04月06日 | 旅行・オフ会・展覧会
昨日は八雲さんの京都お花見オフに参加してました。

八坂神社→円山公園→鴨川べりというルートで桜を見て回りましたが、阪急京都線に乗る段階から人が混み混みでしたね。下の写真は円山公園のしだれ桜です。



その後参加者のまやさんが借りている町家で宴会し、夕方から帰り道がてら再び円山公園で夜桜を見ましたが、お昼間より混み混みの始末……



こちらは夜桜バージョンです。写真ではよくわからないと思いますが、ライトアップされてました。

ちなみに宴会での話題を要約すると、こんな感じ↓になります。





すんません、調子に乗ってまたぞろ『大漢風』だの『太王四神記』だのの話題で盛り上がってしまいました(^^;)
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「シルクロード史観」をめぐって

2008年04月04日 | 学術
以前、森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』を紹介した際に、中央アジア史やイスラム史の立場からの「反シルクロード史観」に対する反論が盛り込まれているのを特徴のひとつとして取り上げました。

このほど発行された『史林』第91巻第2号にて、その「反シルクロード史観」の旗手として槍玉に挙げられていた間野英二氏が「『シルクロード史観』再考 ―森安孝夫氏の批判に関連して―」と題する研究ノートを発表し、森安氏に対して反論を行っています。以下、その要点をまとめてみました。


○間野氏が主張したのは「反シルクロード史観」と言うよりも「脱シルクロード史観」と言うべきもので、シルクロードやソグド商人の果たした歴史的役割を一定程度認めたうえで、その役割を必要以上に過大視するのはやめようというだけもので、森安氏の言うようなシルクロードの意義を抹殺するといった物騒な議論ではない。

○オアシス都市の経済を基本的に支えていたのは、商業ではなく農業(プラス鉱業・織物業など)ではないか。ただし、これはどちらの比重がより大きかったかという比較の問題であり、商業・農業のどちらかしか行われていなかったというような二者択一の問題ではない。

○中央アジアの歴史を理解するには、むしろ森安氏の批判するイスラーム中心主義に基づく必要がある。

○森安氏が立論の起点としたソグド商人やトゥルファン地方は中央アジア全体から見れば例外的な存在。またソグド商人の社会的地位や隊商貿易の規模・頻度については現在の研究段階では正確なところはわからない。

○森安氏が西洋中心史観の打破を唱えておきながら、19世紀の西洋による文明観や偏見を内包している「シルクロード」という言葉を無批判に使用しているのはいかがなものか。


どうもこの件に関しては森安氏が思い込みというか情念で突っ走っちゃったという感じですね。「反シルクロード史観」もとい「脱シルクロード史観」については私自身も誤解している部分があったので、あまり偉そうなことは言えないわけですが……
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出来心

2008年04月02日 | 雑記
宣和堂さんのブログで「エア新書」なるサービスがあるのを知り、出来心でこんな本を作ってしまいました(^^;) 新書と言うよりは別冊宝島みたいなタイトルですけどね……

【追記】
調子に乗って「倪匡新」著をもういっちょ作成しました。倪匡先生は名前をダシにしてしまって申し訳ないです(^^;)
コメント (4)
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『太王四神記』第17話

2008年04月01日 | 韓国歴史ドラマ
今週の土曜日からいよいよ地上波での放映が始まりますが、あのファンタジーと言うよりはまんまRPGのノリに面食らう人も多いんでしょうなあ(^^;)

で、第17話ですが、秀芝妮(スジニ)、玄高(ヒョンゴ)、主武峙(チュムチ)らと都城に乗り込む談徳(タムドク)。重臣たちを人質に取る火天会の一団と激しいバトルを繰り広げます。前回、談徳が仕えるに値する人物かどうか見極めたいなんて生意気を言っていた悽露(チョロ)もこっそり談徳一行に加わっております。

火天会の忍者軍団は簡単に倒せても、さすがに大長老は簡単には倒せません。危うく談徳がやられるという所で悽露(チョロ)の力によって青龍の神器が目覚め、大長老を何処へかと消し去ってしまいます。

今回は取り敢えずイベントアイテムの力でラスボスとの1回目の戦いが終了といったところです。もっとも、ラスボスは大長老ではなく荷(キハ)の方かもしれませんが。
コメント (5)
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