ボクの仕事場も年度末を迎え
何人かの人の移動もあるようです。
今年1年オツカレサマ。
どっかで期限を区切らなくちゃいけないんで
今の時期にしてるんだろうけど
同じ仕事を同じ仕事場で続ける人にとったら
あまりピンと来ない話ではあります。
が、
うまくいかなかったシステムを変えるという点では
いい機会ではあるんで
新しい年度を始めるにあたって
もっと、負担が公平になるような仕組みに変えようと思うんだけど
仕事が出来ないベテラングループが
なかなか首を縦に振ってくれないのです。(泣)
「僕等の生活はとても大切な財産だ
その中で、キミもボクも共に成長した
僕等の愛は、まだ、特別なものだ
さあ、いい機会だよ
どこか遠くに飛び立とう」
ジョンレノンが「スターティング・オーバー」の中で歌ってるけど
ホント、変えるにはいい機会だと思うんだけどね。
どうせ彼らは仕事をしないんだし
そのフォローをボクらができるようにするだけなんだから
いいじゃんねえ・・・。
まったく、もう。
どっちかというと、こちらの仕事が増えちゃうわけなんだけど
それを導入するにあたって
新しいことをしなくちゃいけないところが
ひっかかるらしいよ。
どうしようもないよね。
「きぼう」が打ち上げられて
宇宙ステーションへの取り組みが
着々と進んでるみたい。
宇宙開発って程じゃないんだろうけど
ここを基地にして
月に行ったり、火星に行ったりするつもりなのかなあ。
宇宙に住んでいったい何に役立てるんだろうね。
まあ、別に悪いことじゃないし
いろんなことを調べるには
こういったことは必要なんだろうけど、ね。
ここ最近の、日本の財政赤字なんかをみてると
「お金、大丈夫なんかいな」って心配になっちゃいますな。
ここら辺は、赤字だろうが、なんだろうが
計画通り続けていかないと
きっと、いけないんだろうね。
なんせ、どうしても今やらなきゃいけないっていうことでもないし
「ゆとりができたら・・・」なんて考えてたら
いつまでたっても始まんないし。
変なことに結び付けて考えてなきゃいいんだけどね。
純粋に学術的な投資って考えててくれればいいんだけど・・・。
そうであることを祈っておりますです。
ロバート・レッドフォード監督の
「リバー・ランズ・スルー・イット」。
モンタナに住む牧師一家とその兄弟のお話で
弟のポールが根本的な価値観の違いで
どうしても家になじめず
兄や両親の心配をよそに
放蕩生活を送り、
結局、誰からも理解されずに
死んでしまうというストーリー。
こういった内容の映画は、
えてして、弟の目線から話を進めていくことが多いんだけど
この映画は普通の感覚を持ってる兄の目線から描いてるんで
妙に新鮮な感じがした。
愛している対象が
何を考えてるのかさっぱり理解できず
その生き方や感覚、考え方に憧れと嫌悪を感じ、
それでも、なんとかしてあげたくて、
彼に救いの手を差し伸べようとするんだけど
弟にとって見たら、
それは救いの手でもなんでもなく、
しかし、自分に対する愛情からによるものということは理解しているんで
なおさら、居場所がなくなり、悲しい気持ちに陥ってしまう・・・。
実を言うと、
ボクにも兄がいて
なぜだかわからないけど
感覚というか、考え方というか
そういったものがまったく違ってて
よく、言い争いなんかもしてたんだけど、
自分の場合もそうだったから
観終わった後は
ホントにズド~んと沈んだ気持ちになってしまった。
結局、兄の方も
弟と理解しあうことができなかったんで
「根本的な孤独感」を抱えて生きていくことになるんだけど・・・。
この「根本的に感じる孤独感」というものを
兄の目線からうまく表現してたもんだからなおさら、ね
ズド~んと来ましたです。
どんな考え方をしてても
理解したいって思う相手と理解しあえなかったら
どんなに自分に正当性を感じてても
「孤独感」が付きまとってしまうもんなんだね。
もう、相手の感覚を受け入れるしかないんだと思う。
すごく難しいことなんだけど・・・。
この映画を観て
ボクの兄も実は「孤独感」をすごく感じてるんだろうなあって思うに至り、
なんだか、やりきれない感覚になってしまった。
そんな気分にさせるつもりじゃなかったから
なおさら、ね。
なんとかしたいんだけど、
こちらの感覚は変えようがなく、
ただ、相手を理解することしか出来ないんで。
ほかのヒトの考え方ってのは決して変えられないもん。
変えられるのは自分の考え方だけなんだよね・・・。
いままで、同じ映画を観ても受け取り方がまったく違ってたから
期待はできないんだけど
この映画を
兄に今度お奨めしてみようっと。