yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

2008年03月21日 | アートイラスト

Ginga_tetudou_no_yoru 知り合いの人から

「息子さんへ」と言って

子供向けの本をたくさんもらいました。

その中に宮沢賢治の童話集もあって、

久々に彼の童話を読んでみました。

いや~、やっぱり、

独特の世界観があって

なかなかおもしろいですねえ。

特に「銀河鉄道の夜」は

子ども時代に読んだときは

なんかイマイチ、ピンとこなかったんだけど

いろいろな経験を積んだ今読むと

すごく味わいがあるというか

純粋な気持ちにすごく胸を打たれるというか、

とにかく、

大人になって読んだ方が

絶対楽しめますな。

有名なフレーズの

「ぼくはもうあのさそりのように
 ほんとうのみんなのためならば
 ぼくのからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」

なんかも、

昔は「青臭いなあ・・・」なんて感じたけど

今思えば

そう思うこと自体が「青臭く」感じまする。

ホントに

こんな気持ちを持って生涯を生き抜いた賢治に

すごく感動を覚えた次第です。

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福田さんの能力は?

2008年03月20日 | 国際・政治

Photo なんだかよくわからないけど

日銀総裁選びが難航してるみたいだね。

ホント、

福田さんが首相になってから

事がほとんど進まないね。

「周りの意見を聞いて・・・」なんて言ってたけど

ただ聞くだけで、

その意を汲もうなんていう気は

サラサラなかったんだろうなって気がする。

もちろん、いろんな人の意見を聞いてたら

何にも決められなくなっちゃうから

ある程度ってことになるんだろうけど、ね。

でも、今回の日銀総裁に関しては

民主党が「財務省出身じゃない人」って最初から言ってるわけだし

そういう人を担ぎ出せばよかったんじゃないのかなって気がするよ。

「財務省の人以外は能力がない」っていうんじゃ

この国はお先真っ暗な気がするし、

探せばきっといるでしょう。

参院が野党多数ってのは

首相就任からわかってたことだし

満を持して登場したわけだから

何かしら方策があるのかと思いきや

結局、なんにもなかったんだろうなあ。

道路特定財源の問題も遅々として進まないし

予算案は強行採決だし

交渉事がホント、下手としか言いようがないよ。

自民党の独裁が続いたから

交渉能力がまったく退化しちゃったんだろうなあ。

そこのところこそが、政治家の能力の発揮すべきところのはずなんだけど・・・。

国内でもこうだから

外国との交渉なんて

ホント

うまくいくわけないよねえ・・・。

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ボブ・ディラン「はげしい雨が降る」

2008年03月19日 | アートイラスト

A_hard_rains_agonna_fallあ~、いいですねえ。

ボブ・ディラン。

まだ、歌詞が載ってるCDを

手に入れてないんで

相変わらず、聴いたまんま

イラストにしてるから

ちょっと、違うかもしれないんだけど。

でも、聴いた印象だけってのも

それはそれで面白いよね。

「こんな絵じゃなーい!」っていうヒトがいたら

ゴメンナサイ。

こんな印象を受けちまったんで、ね。

ゆるしておくんなさいましな。

しかし、

フォークっていうと

日本で言うとニューミュージックっていうイメージだったから

実はあんまりいい印象はなかったんだよね。

例えば松山千春とか、さだまさしとか・・・。

甘ったるくて、

害がなくて、

お上品な感じ・・・。

(あ、ファンの人には失礼だったかも!)

日本のフォークシンガーにも

きっと、野蛮人魂なヒトはいるかもしれないね。

まあ、積極的に探そうとは思わないけど。

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相対性理論

2008年03月18日 | たわごと、ひとりごと

Soutaisei2 ボクはアインシュタイン博士の

「相対性理論」の考え方が好きで

よく絵の中に式を書き込んだりしてるんだけど

その考え方っていうのは

簡単に言うと

「あなたの見方も正しいし、私の見方も正しい。相対的に違って見えるけど、どちらかが間違ってるんじゃなく、すべてが正しいんだ」

というもの。

そんなのあるんかいな?って思う人も

もちろんたくさんいると思うけど、

それは、きっと

「絶対的に正しいものがある」って考えた方が安心できるからだと思うんだ。

ただ、そう考えると

「正しい考え方」以外は認められなくなるし

結局、争いごとは決してなくならないんだよね。

人間があるものを見たり聞いたりしても

客観的に判断するには限界があるんだと思う。

やっぱ、調べるヒトの意思が働いちゃうと思うんだよね。

同じものを見ても感じ方は

ホント、ヒトそれぞれだし

ボクはそれでいいと思うんだ。

もちろん、「絶対的」なものを信じてても

それは、それでOKでごんす。

ただ、そのことで他のヒトを攻撃するのはやめてほしいって

考えてるだけなんだ。

相対性理論の式っていうと

原爆を作る基礎になった

「E=mc2」が有名だけど

これは、少しの物質の中に巨大なエネルギーがあるっていうもので

物理をやってるヒトには面白いんだろうけど

ボクの場合は「t=T√1-(v/c)2」の式のほうが気に入ってるんだよね。

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映画「ミュンヘン」

2008年03月17日 | 映画

Akireta 週に一回、DVDをレンタルしてきて

映画を楽しんでるんだけど

今回はスピルバーグ監督の「ミュンヘン」。

この監督は娯楽作品を撮るのもうまいけど

こういった社会派の作品も上手だよね。

’72年のミュンヘンオリンピックのときにアラブのテロ集団「黒い九月」が選手村を襲ってイスラエルの選手たちを殺しちゃうっていうテロが起きたんだけど、

この作品は、その後のイスラエルが報復で実行犯たちを次々に暗殺していくのをリアルに描写しとります。

別に「R指定」はなかったんだけど

息子はあまりのリアルさについていけず

怖くなって、途中で寝てしまいました。

結局、「目には目を」、「暴力には暴力を」の考え方が

ホントに、正しいのかな?っていう問題提起をする作品でした。

3時間を越える作品だったんだけど

最後まで飽きさせず、

終わり方も、煮え切らないんだけど

しっかりと、観客に問題を訴えることの出来てる作品で

「さすがはスピルバーグ!」と、うなるほどの出来栄えだったよ。

ただ、この作品はアカデミー賞の主要5部門にノミネートされたんだけど

結局、一つも取れなかったみたい。

もちろん、賞をとるのがすべてじゃないんで

それがどうというわけじゃないんだけど、ね。

ただ、問題提起はあるんだけど

「感動するか」といわれるとそこらへんが

ちと、弱いかなあって気がする。

その辺が「シンドラーのリスト」とは違うかな。

でも、こういう感じの「社会派の作品」を撮る監督って

えてして「娯楽作品」ってなかなか作ろうとしないんだけど

スピルバーグ監督は

ホントに、映画っていう表現方法が大好きなんだろうね。

なんでもござれっていうこんな監督は

ホント珍しいよねえ。

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