yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

あじさい。

2015年06月12日 | たわごと、ひとりごと
おととし、茂りすぎて近所迷惑とのことで

管理組合が根元から伐採してしまったあじさい。

すごく生命力が強い植物なんだね、あじさいって。

少しずつまた成長を続け、

去年は少ししか花をつけなかったけど

今年は結構花をつけた。




いやはや、「これじゃ枯れちゃうんじゃないか」って心配してたんだけど

それは杞憂だった。

すごい。

どんなつらいことにもめげずに復活してくる姿に感動する。

根元から切られちゃうって相当なもんなのに・・・。

このあじさいのように

多少のことではへこたれないような強いココロでいたいもんだね。

がんばろうっと!
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見えない部分が大事だよ。

2015年06月10日 | アートイラスト
知ってる人しか知らない(当たり前か)バドミントンの大御所、中国の林丹選手。

華麗なステップとミラクルショットで相手をほんろうするバドミントンは本当に美しい。

彼のバドミントンを見て、影響を受けた息子はどんどんバドミントンにのめり込んでいる。

他の誰ともプレイスタイルが違うんだよね。

息子はそのスタイルを手に入れようと頑張っているんだけど

なかなか難しい様子。

だって、単なる強いだけじゃなく綺麗なプレイスタイルを目指してるからね。

強くなるだけでも大変なのに、

プラスして「綺麗なプレイ」だからね。

そりゃホントに大変だと思う。

んで、今週は試験週間で

部屋にこもってひたすらせっせと勉強中・・・と、思いきや

「なかなか思ったような絵が描けないんだけど…」と自分の描いた林丹選手の似顔絵を差し出してきた。
(ブログで公開しないで・・・とのことなのでここでは載せません)

確かに、目の形やら鼻の形やらをいじくりまわして全体のバランスも何もあったもんじゃない。

どうやったら写真みたいにそっくりに描けるんだろう?とのことなので

実際に説明しながらサササッと描いて見せた。



コツとしては「見えない部分が大事」というもの。

これはどんなものでもいえることなんだけどね。

見えない部分(こころ)が大事なんだってこと。

似顔絵で言うと「まずは骸骨から描き始めよう」

薄い線で骸骨の輪郭を描いてみる。

次に「表情筋を付けていこう」

これも薄い線でどういう筋肉がついているか、どういう血管が通っているかをイメージしながら描いていく。

最後に「表皮をかぶせる」

するといつの間にかつけなくちゃいけない影もしっかりとついてるし

立体的に見えるというわけ。

まあ、写真みたいな絵にはさすがにならないけど

生き生きとした表情は出てくるはず、なんだよね。


しかし・・・、

勉強せずに絵を描いてるなんて・・・

将来大物の素質あり?(苦笑)
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Louis Armstrong - What A Wonderful World

2015年06月08日 | 音楽
Louis Armstrong - What A Wonderful World


***************************

―What A Wonderful World―

新緑に染まった木々を眺める
赤いバラなんかは言うまでもない
そして それらが
私やあなた方のために花を咲かせるのを眺めたりもする

そして私は胸の内に思うのだ
「なんて素晴らしい世界なんだろう」と


私は、青い空や白い雲を眺める
輝かしい聖なる日に
暗く先の見えない聖なる夜に

そして私は心底思うのだ
「なんて素晴らしい世界なんだろう」と


空にきれいに浮かんだ虹の色は
通りすがりの人々の表情にも表れる
友人たちが握手をして
お互いに「ごきげんよう」と声をかけあっている
「アイ・ラブ・ユー」と声をかけあっているその表情に・・・


泣いている赤ちゃんたちが成長を続け
私が知り得た以上の知識を学びとっていく・・・

そして私は胸の内に思う
「なんて素晴らしい世界なんだろう」と

わたしは本当にそう感じるのだ
「なんて素晴らしい世界なんだろう」と・・・

***************************

この歌を歌っているルイ・アームストロングのこの表情を見てるだけで
「うん、この世界はあながち捨てたもんじゃないね」と思えてくるから不思議だ。


うん、たしかに、本当に

この世界は捨てたもんじゃない、と心底そう思うんだよね。
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映画「ミスター・ノーバディ」

2015年06月06日 | 映画
ミスター・ノーバディ


量子力学の考え方をもとにした多重世界「パラレルワールド」。

面白い考え方だから様々な映画の題材になってる。

この映画も「選んだ分だけ世界が枝分かれして同時進行で存在する」という考え方をもとにした映画。

確かによくできた映画だと思うし、

どうなってるんだろ?ということでお話の中に引き込まれていった。

まだ箱のふたを開けてないから生と死が両立して存在しているという「シュレディンガーのねこ」も途中で表現されているし、

この作者は量子力学の考え方をよく勉強しているね。

でも・・・、

なにかが物足りないんだよなあ…。

いったいなんだろう?

そう思っていろいろと考えているうちにはっと気が付いた。

離婚した父母のどちらを選ぶかで人生が変わっていき、

誰と恋愛し、誰と結婚するかも枝分かれしていき、そのパターンもそれぞれ細かく人生が変わるんだけど、

たった一つのパターンしか幸せになれないってところに引っかかってるんだよね。

「アンナと大恋愛の末、一旦は離れ離れになるんだけど運命の再会を果たす」というパターンでしか幸せにならないわけ。

後のパターンはすべて不幸な人生になっっちゃう。

もちろん、もっと他の様々なパターンがあるという設定があるはずだから

どれを選択してもそれぞれハッピーエンドが存在してるという設定にはなっているんだろうけど

それらは全く描かれてはいないから、作者はどう考えてるのかはわからない。

とにかく、映画で表現されたのはハッピーになるのはいろんな人生の中でたった一つのパターンのみなんだよね。

どんな人生でも、

あきらめない限りいくらでもやり直しはできるだろうし

どんな状況でも一生懸命その人生を生きることこそが幸せなんだというメッセージになっていてほしかったな。

だって未来はどうなるかなんてだれもわからないわけだし、

映画の中のセリフでもあるように

「未来がわかるとつまらない」から。

だってどうなるかわかっちゃったら努力もしなくなるだろうし、一生懸命何かに取り組もうなんて思わないよね。

どんな人生だったかなんていう結果なんて、その人が死ぬまでわからないわけだから。

とにかく、結果が出る前の一生懸命になれることこそが「幸せ」なんじゃないかと思う。

結果よりも経過が大事なんだよ。

映画的な手法だと、「ハッピーエンド」という終わり方しかないから

主人公が一生懸命生きて事態を打開していってそれぞれの世界でハッピーエンドになってほしかった。

もちろん、自堕落に生きて不幸になるのもありだけどね。

でもハッピーになるパターンがあることですべてOKになると思うんだよね。

そういうメッセージじゃないから、

どうしてももろ手を挙げておもしろかった、とは言えないかな。

でも、量子力学とはなんぞや?という考え方を知りたいと思う方にはお勧めします。(笑)
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Tom Waits - Anywhere I Lay My Head [ Rain Dogs; 1985]

2015年06月05日 | トム・ウェイツ
Tom Waits - Anywhere I Lay My Head [ Rain Dogs; 1985]


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-Anywhere I Lay My Head-

オレの頭は グルグル回りっぱなし
心は 靴の中にしまい込んじまった

テムズ川の ほとりに行って
焚火のそばに 腰を下ろした

さて、そろそろ戻らなくちゃいけないわけだが

彼女はオレのことを 陰で笑ってやがるし
それは 骨身にしみて感じてる

(※ だけど、
どこにもないんだ
どこにもありゃしないんだよ
頭を横にできる場所なんて
「ここがオレの家だ」と呼べる場所なんて※)




オレは この世界の上から下まで味わった
一時期、オレのポケットの中は 黄金で膨れ上がってたよ

今じゃどんよりとした黒雲が あたりを覆ってやがる
吹いてくる冷風が やけに身に染みる

オレにゃ 誰もいらねえんだ
一人でいるのに 慣れちまったからな

(※~※くりかえし)

***************************

大学時代、このアルバムを聴いた時にはこのしゃがれ声にはぶっとんだ。

でも、この叫ぶ声だからこそ感じ取れる「悲しみ」がすごく共感できたんだよね。

汚い声ではあるんだけど

この世の中きれいごとばかりじゃないし

「キタナラシイモノ」から目を背けて生きていくわけにもいかない。

実はこういう「キタナラシイモノ」こそ
抱きしめられるべき、
慈しまれるべき、
愛されるべき存在なんだと思う。

だって、

きれいなものは頼まれなくたってみんなに愛されてるわけだから。

「キタナラシイモノ」はみんなに忌み嫌われ、行く場所がない。

だからこそ、受け止めてあげる必要があるんだと思うよ。

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