yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

裸婦習作デッサンその3。

2015年07月22日 | アートイラスト
ある程度気に入ったデッサンになるまでには一通り苦労した。

まず、表面の凸凹にとらわれなくなるまでが大変だった。

一度、骨格を見出せるようになると、

実際の話、どんな姿勢でもあまりモデルを見ずに描けるようになってきた。

まずは骨格を意識して、

次に筋肉、・・・といった段階を踏めば

どんなに無茶な姿勢でも描けるようになっていった。

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裸婦習作デッサンその2。

2015年07月21日 | アートイラスト


最初は、写真そのままを目指して描いてたんだけど、

なんだか、まったく物足りない。

う~ん・・・・、

なんでだろう・・・。

そう思って、自分の描いた絵をまじまじと眺めてたら

自分の好みのスタイルじゃないってことに気がついた。

もっと、頭が小さくて、
もっと、お尻が大きくて、
もっと、腰がくびれてて、
もっと、手足が長くて、
もっと、足首や手首が細い、

そういうバランスが好きなんだってことにようやく気がついた。

実際の人間のバランスはこんな感じなんだけど、

やっぱねえ、どうせ描くなら自分の好きなフォルムを、

しかも、思いっきりデフォルメして描いたほうがいい。

そこに気が付いたら、

自分でも一皮むけた気がする。



ほかの人から見たら、そんなに違いが判らないかもしれないけど

まったく、自分でも素晴らしいって思うようなデッサンが描けるようになった。

やっぱり、自分の心に忠実なのが一番だと思う。
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夕やけ。

2015年07月20日 | たわごと、ひとりごと
強は物すごく熱かった

今日はものすごく暑かった。

こんなに暑い日は途中で夕立あたりが来てくれるとスッと涼がとれていいんだけど、

最近はゲリラ豪雨になっちゃうからね。

まったく油断もスキもないのである。

最近の日本の天気は

めっちゃ暑いか、
めっちゃ寒いか、
めっちゃ蒸すか、
めっちゃ長雨か、
めっちゃ豪雨か。

ホントに極端な天気ばかりで「風情」なんていうものはどこへやら…という感じなので、ちょっと物足りなかったりする。

微妙な感じがいいんだけどね。

たしかに物事はハッキリしてるほうがわかりやすくていいんだけど、

すべてがそうなっちゃうと、それはそれで物足りなかったりする。

と、いうわけで、



今日の夕やけは濃かった。

夕やけの場合はこれくらいはっきりと濃いほうがいいね。



と、ここまで書いてみて

人間の身勝手さにゾッとした。

いや、「人間」とひとくくりにしちゃいかんね。

↓言い直し。

ボクという人間の身勝手さにビックリしてしまう。

ハッキリしてるほうが良いと言ってみたり、
微妙なのが良いと言ってみたり・・・。

ホント買ってない着物だと重います。

もとい!

ホント勝手な生き物だと思います。

(なんか今日、漢字の変換がおかしいよ)
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映画『42~世界を変えた男~』予告編

2015年07月19日 | 映画
映画『42~世界を変えた男~』予告編


時代は第2次大戦が終了したすぐ後のころ、

キング牧師なんかが公民権運動をやるのが60年代だからその15年前ぐらいのころに実在した黒人初の大リーガージャッキー・ロビンソンのお話。

それまでは「大リーグ」っていうのは白人だけのリーグだったらしく、

その中に黒人である彼が入っていくということは、それはそれはとてつもないことだったんだろうことは推察される。

その証拠に、

現在の大リーグでは彼のつけていた背番号42は全球団で永久欠番になっていて、それは彼の42番だけらしいから。

それくらいの偉業だったわけだね。

・・・


いや、ね・・・。

でも・・・


正直に映画の出来の感想を言うと

ハッキリ言ってイマイチ面白くなかった。(苦笑)



実際の話はすごい困難を乗り越えたはずなんだけど、

映画では出会う困難をトントン拍子に上手くクリアしていった話になってしまってる。

まあ、

最近はあんまり長い映画は流行らないし、

何とか2時間前後に収めるには致し方なかったんだろうけど・・・。

映画の始まりからしてもう、大リーグのオーナーにスカウトされるというところから始まってるからね。

後はもう成功物語しかないでしょうよ、そりゃ。

黒人リーグというものが既に存在していて

そこでヒーローだった彼が、なぜわざわざお呼びでないような場所でプレーしようとする気になったのか・・・とか、

まだまだ閉鎖的だったであろうチームメイトがなぜ彼をチームメイトとして受け入れる気になったんだろう・・・とか、

そこらへんの葛藤を中心に映画で描いてくれれば、ね。

彼はどんな希望を抱いてそういう困難を踏ん張れたのか・・・、

彼にはどんな夢があったのか・・・、

そういうことが大事なんだと思うんだけどそこらへんがまるっきり描かれてない。

きっとあるはずなんだよ、そういうものが。

じゃないと、困難なんて乗り越えられないし、

誰もが偉業だと称えるようなことなんて絶対に成し遂げられないはずなんだよね。

・・・

・・・

でも、

なんでそんなイマイチな映画をここで紹介したか、というと

映画の最初のころにあったセリフが気に入ったから。

それはどんなセリフかというと・・・

「やられたら『やり返す勇気』は勇気じゃない。そんなカスみたいなやつと同レベルで争っても仕方ない。持つのなら『やり返さない勇気』を持て。」というもの。

ホント、これなんかも

言葉で言うと簡単だけど、実際その場に立ってみると何か強い信念がないと出来やしないよ。

どうやってそういうことができる信念を持てるようになったのか・・・。

そういうエピソードだけで映画は成り立つんだけどね、ホントは。

だって、大リーグに入ってからの偉業は誰も知ってるわけだから。

つーか、ボクらは知らなくても、

42が全球団の永久欠番だっていうのだけでも「すごいことしたんだな」ってわかる。

それがどんなすごいことかなんてどうでもいいんだよね。

どういう気持ちがそれを支えたのか、

どういうエピソードでそんな気持ちを得ていったのか、

そっちのほうがより面白くなると思うんだけどな・・。

だから、

大リーグにスカウトされてそちらに行こうと彼が決断するまでのお話にしてほしかった。

と、いうわけで、

今回はちょっと残念な映画としての紹介となってしまった(苦笑)。
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裸婦習作デッサンその1

2015年07月18日 | アートイラスト
基本的に人物画が好きで、

次に静物画が描こうという気になる題材だった。

一番どう描いていいのかわからなかったのが風景画。

でも、「一番売れるのが風景画や静物画だよ~」と言われ

いや、誰に言われたか覚えてないからきっと勝手にそう思ったのかな?

だって、普通にさりげなく壁に掛けてあるのは大概そういう絵なんだもんね。

人物画なんてほとんど壁にかかってない。(苦笑)

でも、まあ

とにかく、

自分が目指してた目標がガラガラと崩れ落ちてしまって、

さあ、これから何を目標にすればいいのか、と途方に暮れていた2、3年前に

本格的に人物デッサンの練習を一から取り組んでみようと一念発起して

裸婦のポーズ集の本を購入してきて人物のデッサンに没入した。

何かに夢中になってないと、

本当にどうにかなってしまいそうだったから、

こうやって夢中に何かに取り組めたことは

今考えてみると、実はすごく精神衛生上有意義だった。

そういう意味では「裸婦画デッサンセラピー」だったと思う。

絵でも音楽でも、どんな表現でもそうだけど

こういう自分の内面と向き合うような作業っていうのは精神衛生上すごくいいね。

出来上がりも目で見えたようなソックリを目指すんじゃなく、

自分の心に映ったものをソックリに表現することが大事。

だから、自分にしかその出来栄えの満足度はわからないんだよね。




デッサンは昔取った杵柄だけど、

こういう裸婦画に取り組んではなかったからね。

なんせ、ちょうど思春期だったし、

「女性の裸・・・ハ、ダ、カ?わお!どこをどう見りゃいいんだ(慌)」ってな調子(笑)。

今考えるとうぶな少年だった。(苦笑)

今じゃまるっきり平気なおっさんになったから逆にちょうど良い(笑)。

骨格から丹念に、筋肉、表皮・・・と順に観察して、

自分の好みの裸婦に仕上げていくのは楽しかった。

これからまたそのころの絵を紹介していくつもりです。

お楽しみに~。(なーんて、誰も楽しみになんてしないだろうけどね)

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