JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

充電電流を小さくする試みpart1(B4:10A→AFR:6A)

2021年06月29日 06時45分24秒 | 電源系

とりあえず初期不良が無さそうだったオフィシャル充電器@ACDelco_Voyager用AD-2002だが、今回は充電電流を小さくする試みだ。

個人的な感覚では、時間がかかっても小さめの電流で充電する方が、バッテリーの劣化を遅らせることが出来る。これはディープサイクルバッテリーでも同じだと思う。そして推奨電流@10~12Aの時と同じ電圧が出力されれば、この考え方は成立するはずだ。

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この充電器は充電電流が2A、6A、10A、12A、15Aの5択で、前回は10Aで行った。その時の充電時間が5~6時間だったので、「6Aでやっても、(10Aの)倍まではかからんだろう。」と思い、やってみることにした。この時点で6/27(日)17:50、上手くいけば明朝6:00までには充電が終わっているはずだ。

と言うことで、直前の状況確認。まずバッテリー@M31MFの電圧について、負荷を限りなくゼロ(FT-891Mの起動待機通電のみ。)の状態で10分放置してFT-891Mを起動、その時の表示電圧が12.2V。次に、バッテリーを降ろしてデジタル回路計で測定した電圧が12.20V。最後に、充電器を接続してONにした時に表示した電圧も12.2V。ここまで揃うと、気持ちがイイもんだな~と。

電圧確認の次は、充電電流の選択。もちろん6Aを選ぶ。続けて、充電量@パーセント表示の確認。この値、充電開始直後は安定しない(←取説より、充電開始1時間超後でないとNG)らしく、とりあえず見るだけなんだけど、前回と同じく10%が表示された。電圧測定結果も含めて、使用状況(充電直前の状況)は前回と同等と判断する。

それで21:30頃だったか、途中経過を確認。充電電圧が13.0V、充電量が30%であった。23時台にもう一度確認して寝るつもりでいたが忘れて寝てしまい、5時間後のデータを得ることは叶わず。これは10A充電との比較を考えていただけに、残念だった。

明朝6/28(月)6:00、充電器の表示は“FUL”となっており、充電は完了しているようだ。すぐに充電器を取り外してデジタル回路計で電圧を測ると13.37Vだった。

この結果を踏まえた予想だが、6Aで実際にかかった充電時間は9時間くらいだと思う。なので電圧測定は充電完了の3時間くらい後となり、その間に表面電荷の減少が進んで13.37Vだったんだと思う。ちなみに前回は、充電完了後30分以内で13.54Vだったので、そうなのかな~。と。

一応、前回と同じように表面電荷の減少による電圧の変化を見ておく。結果、6/28(月)18:15@約12時間後が13.25V、6/29(火)6:00@約24時間後が13.20Vであった。これは前回とほぼ同じ値なので、6Aで充電しても、充電器からは必要な電圧@15V超を出力してくれたと判断する。

今回は推奨充電電流10~12Aのバッテリーを、時間を長くかけて6Aで満充電が行えたという結果を得た。やはり6Aで充電を始めてから5~6時間後(←推奨電流における実績時間)の充電量や電圧、そして実際にかかる充電時間には興味があるので、次回はチェック可能なスケジュールの時に再び6Aで充電してみようと思う。


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