JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

同軸切替器の増設&一部移設

2023年02月14日 06時14分59秒 | シャック構築

かつて、移動しない局で一時使用していた第一電波_CX310A@3回路切替仕様が見つかり、動作テストしてみたところ正常に働いてくれた。これを受けて、モービルシャックで使用していくことを決めた。

3択を意識して頭の整理をしてみると、現在シエンタには50MHzまで対応しているリグを3台搭載している。内2台(FT-818FTDX10M)はほぼ駐車モービル用で、1台(FT-891M)は走行&駐車モービルに使用可能だ。そこで、常時その切替が行えるようにプランを模索。結果、先月設置したラックの側面に設置することにした。
 
 

まずは、これまでの経緯などを少々。過去記事で紹介のとおり、運転席or助手席からアンテナ2択リグ2択が行えるように立ち上げ済みだが、2列目@ラック設置座席付近からだと上半身を1列目に乗り出して切替することになってしまい、少々やりにくいと感じていた。

「だったら2列目座席の足元中央付近に移動すればいいじゃん。」となりそうだけど、これだと2列目座席を使う方全員が足元を気にしないといけなくなるので、ボツにして現在に至っている。

今回、ラックには2台のリグをセッティングしたため、現状のリグ側2択中1系統はラックに切り替えて、ラック内で更に2択する案が本命だと思っていた。そうすれば1本の同軸ケーブルを外せばラックを切り離すことが出来ると考えたからだ。

ただこのプランだと、現行の国内メーカー製同軸切替器が3個必要になるので、設置スペースの確保と同軸ケーブルの取り回しで「これだ!」と思えるプランが思い付かずズルズルとなっていた。そこへ今回の3回路の同軸切替器が登場したことで、かなり事情が変わった。

「だったらアンテナ2択&リグ3択にして、いずれの同軸切替器もラックにセッティングしたらどうなる?」となり、運転席からラック右側面に手を伸ばしてみたところ、「何かイケそうだな。」と手応えを感じたので、そのプランで走ってみることにした。

と言うことで、UP写真のように立ち上げてみた。意識したことは、リグ側が3択のMJコネクターを下向きにしないことと、なるべくラック前面側に設置すること、アンテナ側がなるべくラック前面&下側に設置することかな。

これらの条件と言うか方針を踏まえ、ラックを一旦空っぽ&モービルから降ろして現合で場所の検討と取り付けを進める。ちなみに今回の下穴加工は木工用手工具のキリで済ませた。

同軸切替器を取り付けた後は、リグまでの同軸ケーブルを作製。長さは現合+αで決め、両リグとも1000~1200mmほどになった。これは以前に購入した100m巻きの3D-2Vが大量に在庫中なので、それで賄った。最後に配線止め金具で敷設。ラックの端を経由して、コーナーはR50程度になるよう固定した。

-・・・-
これでプチ運用してみたけど、特に問題は無さそうだったので一旦完成としたい。まぁ幾つか追加したいものもあるんだけど、とりあえずラック内のリグでHF帯の電話&電信の両方に対応できる状態に漕ぎ着けたので、しばらくは運用をメインにやっていければと思う。


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