JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

アンテナ工事の応援

2010年04月10日 23時09分16秒 | ハム的お出かけ

今日はローカル局のアンテナ工事の応援(邪魔?)に行った。ローカル局は、3アマ取得後18MHz帯を運用したいとよく言っていた。そして最近アンテナを手に入れたので、今日それを設置することになった。工事するアンテナは、クリエートのダイポール“830V-1”、私が使っているのと同じアンテナだ。

私は9:30過ぎに現地入り、数分遅刻した。ローカル局には事前にテナコート原液2度塗りをお願いしていたが、事情聴取(状況確認)の結果、テナコートが同梱されていなくてまだ塗っていないとのこと。(まぁテナコートはナガラの商品だから、そうだろうな…)今日は別のローカル局がもう1人来るので、途中で仕入れてきてもらうことにする。その間にナガラのダイポール“TV-31J”(既設のアンテナ)を上にずらして設置スペースを確保しておく。しばらくして別のローカル局がテナコートを仕入れてきたので、早速1回目の塗布を開始。今日は花見日和なので、すぐに乾いてくれる。

次は同軸の配線、屋内は別のローカル局にお任せ。(私と施主さんより身軽なので…天井裏での作業、お疲れ様です。)私は屋外に出た同軸を屋根の上で受け取る役。無事に終了した。途中で食事をはさみ、次は2回目のテナコート塗布。これもすぐに乾いてくれた。続いてエレメント接合部の防水処理、水抜き穴を塞がないように注意しながら自己融着テープを巻いていく。組立は水抜き穴の向きに注意してエレメント角を120°で行う。(90°では屋根に当たるため。)高い所に上がってしまえば気にならないが、組み上がったアンテナは間近で見ると大きい。これは毎回感じている。

いよいよ設置、高所作業は施主さんが行う。本人曰く高所恐怖症とのことだが、無難に作業を終える。これまで関わった施主さんにも高所恐怖症の方は何人もいらしたが、最終的にはちゃんと高所作業をこなされる。それだけアマチュア無線に対する高い意欲を持ち合わせている証拠だと思う。

最後に測定、コメットの最新アナライザとSWRメータの両方で確認。各バンドともf0が低めに表れるが、極端にずれていないのでOKと判断。上にある既設のアンテナか屋根(鉄筋)、あるいは両方が影響しているのだろう。対策が無いので作業は終了、時間は15:30を過ぎていた。

作業も終わり、3時間ほどオフレコ談義で盛り上がる。正直、これが一番の楽しみ。オフレコなので詳細は割愛、お許しを。そして18:40頃に解散して自宅へと向かった。

アンテナ工事は思い出せないくらい久しぶりだった。これもハム人口が少ないからだろうと思うと少し寂しくなってしまう。しかし、ン年ぶりの楽しい日であったのは間違いなく、今日はその満足感に浸るとしよう。


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