このアンテナは今のところ、14MHzあるいは18MHzのコイルを装着して使うと見込んでいるが、とりあえず14MHzのみ調整を終えたところだ。それで古い記憶を辿ると、どのバンドでもいいのでコイルが最低1本装着されていれば50MHzも使える話だったはずなので、本体エレメントはステルス処理済み、装着コイルは14MHzという状態で測定してみることにした。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・装着コイル :垂直方向に14MHz用のみ
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :50MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :アンテナ測定用MAT50、装着状態はこんな感じ
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500MarkⅡ/改)
・その他 :ほぼステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲
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ネットで得られる仕様のHV-7とは異なり、私のは50MHzの調整エレメントが無い。おそらく初期Ver.と推測しているところだが、これでf0が明後日の値が出ちゃうとバンザイするしかない。なので良くも悪くも現状把握測定となる。
そういう状況を踏まえ、明後日の値が出ないよう祈りながら測定。結果はf0=50.095MHz、SWR≒1.12、Z≒46Ω、帯域=49.240~50.950MHz(50.095MHz±855kHz)であった。ちなみに50.400MHzではSWR≒1.21、Z≒49Ω、50.600MHzではSWR≒1.31、Z≒53Ωであった。
まぁ、無理をすればFMに出れないこともないけど、基本的にはSSBとCW、そしてAMで使えることが分かった。この結果は引当モービルによっても違ってくるはずなので、FMユーザーの不評を買って調整エレメントが追加されたのかもしれないな。知らんけど。
と言うことで、現車@シエンタ&HV-7では、50MHz+7/14/18/21/28MHzのいずれかというアンテナになりそうだ。ただ、このモービルは20~25MHz付近がどうも不得意っぽいので、21MHzがどう出るかは未知数だ。その時は諦めて21MHz以外のバンドと組み合わせて使っていけたらと思う。
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