10MHz用アンテナは現在3本所有しているが、今日(9/17)現在、そのうち2本目と3本目が現環境下での調整が出来ていない。これらのアンテナは同じバンドのため同じ段取りで測定&調整が行えるので、2本目@HFB-30に引き続き3本目@HF30CLの測定&調整を行っていく。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :10MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :接続ケーブル長=150mmに加工したマグネットアース(第一電波_MAT50)
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500)
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=10.126MHz
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まずは現状把握、標準エレメントを目いっぱい挿入して測定。結果は、f0=10.038MHz、SWR≒1.5、Z≒48Ω、帯域なしであった。Z値は極端な値ではないけど、ボトムSWRが高めに出た。なので帯域を得ることは諦め、急遽SWR≒2の値を参照してf0を求めていくことにする。
以降、エレメントを-5mm、-20mm、-2mmと両頭グラインダーで削っていき、最終的にはf0=10.125MHz、SWR≒1.6、Z≒48Ω、帯域なしとなり、作業終了とした。
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ボトムSWR値が高めに出たが、現環境下で既に2本の10MHzホイップアンテナが立ち上がっていることを踏まえると、モービル側(ボディーやマグネットアース)ではなく、アンテナ(HF30CL)側に何らかの原因がある可能性が高いと思われる。
実際問題、他の2本のアンテナの使い勝手が悪くないのでHF30CLは頻繁に使わないと思うけど、使う状況になった時はパッチンタイプのフェライトコアやCAT-300のチューニングを併用してみたいと思う。正直CAT-300はSWRメーターとしてしか使っていなかったので、これはこれで楽しみにしておきたいと思う。
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