(本記事に至るまでの関連記事リンク:part1 part2 part3)
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前記事では、前提となるRemarks1およびRemarks2欄の話だけで、記事を区切らざるをえない予想外のボリュームになってしまった。本記事はその続きで、上記2つの欄の入力内容を主に参照して行わせる処理について述べていく。なお、使用しているTurboHAMLOGは、Ver.5.28aだ。
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■自局の移動運用関連
まず、移動運用データである旨の宣言として、入力ウィンドウ上側に有る“チェック欄1”にチェックを入れる。このチェック欄はフリー状態で、他のデータには何も影響しない。従って各自が自由に意味を決めて使うことが出来る。
私はここのチェックの有無で移動運用ログデータなのか、常置場所(許可された最大空中線電力によっては設置場所)運用ログデータなのかを区別。チェックの有無を定義ファイル内で判別させて印刷の要否を決める。そして、この判別で移動運用の場合に印刷する情報は、以下のとおり。
・移動エリアの数字。→変数“$P”の内容を参照させる。
・モービル運用を強調する記述。→事実上、“移動運用=モービル運用”状態なので。
・運用場所の日本語表記。→変数“$L”の内容を参照させる。
・運用場所のJCCまたはJCG番号。→変数“$J”の内容を参照させる。
・運用場所のグリッドロケーター。→変数“$G”の内容を参照させる。
・その他、上記内容に付随して必要になるもの。→例えば、移動エリア表記するための斜線など。
ちなみに私は、JARLやARRLが発行するアワードに必要でない情報を必要とするアワードには、一切興味が無い。最近のアワード事情は知らないが、例えば一昔前?で言う“道の駅”や、“峠”などのアワードに必要と思われる情報のことだが、それらには完全ノータッチの定義ファイルとした。(←2つ有ってもRemarks1欄2欄は狭いし…。)
■相手方の小電力運用関連
厳密にはQSO中に完全な見極め?聞き分け?が出来るものではないので、相手方の発言(送信内容)を信じるしかない情報だ。でもそこはやはり世界に誇れる?“紳士淑女の趣味”ということで(笑)。まぁそれはさておき、実際はQSO時に相手から関する情報が与えられた場合にはログデータへ反映することにしている。
まず、小電力運用系のログデータである旨の宣言として、入力ウィンドウ上側に有る“チェック欄2”にチェックを入れる。ちなみにこのチェック欄は、前述の“チェック欄1”と同じ仕様だ。
次にRemarks2欄に設けた変数“$Q”に“QRP”あるいは“QRPp”を入力する。これでQSLカードの To Radio 欄に相手方コールサインと併記させるようにした。
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ここまでで、文字数が1500文字くらいになって来た。勝手ながらここで区切りとし、次記事に続きたい。
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