オニフスベ[鬼燻](ホコリタケ科)
草はらの中を通る道を歩いていると、傍らに白いものが落ちていました。誰かがボールでも忘れたのかと思ったのですが、近付いてみるとなにやら様子が違います。
後で調べてみると、どうやらオニフスベのようです。夏から秋にかけて畑や庭先などに発生し、若いうちはこのように白い球体をしています。成熟してくると中から胞子塊が出てきて、風に胞子を飛ばし、最後は何も残らないそうです。
よく見ると近くには、こんな形をしたものもありました。2,3個のオニフスベがくっついてしまったのでしょうか。
白く幼いうちには、食用ともなるそうですが、なんとなく食べる気にはなりませんね。
7月上旬 横浜市内にて