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ムラサキニガナ[紫苦菜](キク科)
本州~九州、四国の山林の縁などに生える多年草。草丈は60~120cmで葉は互生し、上部の葉は小さく披針形、下部の葉は裂けます。
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6~8月、径1cm程の紫色の頭花を咲かせます。
6月頃、林際を歩いていたら、妙な切れ込みのある葉をつけた、私の背丈に届くかという草を見つけました。何度も歩いている所なのにこんな形の葉は記憶にありません。
先日、再度訪れてみると小さな花を咲かせていました。どうやらムラサキニガナのようです。
ひょろっと長く伸びた茎につく花は、風に揺られてとても撮りにくかったのですが、辛うじて花を撮ることができました。花が終わりすでに実が生っている所もありますが、まだ蕾も多く残っていました。
このあと散策を続けていると、林際で幾つかムラサキニガナに出会いました。何故今まで気がつかなかったのでしょう。やはりまだまだ観察力が足りないということでしょうね。
7月中旬 横浜市内にて