メダカ[目高](メダカ科)
田植えの終わったこの季節、田んぼの周りの用水路は、勢い良く水が流れています。用水路から、田んぼに水を引き入れた所は、時折水の勢いに底がえぐれて、周りより深くなっていることがあります。
そんな田んぼの片隅を眺めていたら、水の中を泳ぐ魚の姿がありました。小さな姿ですが、気持ち良さそうに泳いでいます。この小さな魚はメダカでしょうか。以前、家で飼っていたヒメダカの泳ぎに似ているようにも見えます。
私が通っていた小学校のすぐ近くにあった溜め池には、たくさんのメダカが暮らしていました。その池は、新しく作られる道路のために、卒業前には埋め立てられ、メダカたちも保護されることなく、姿を消してしまいました。何故その時、メダカたちを保護しなかったのか、今思うと、とても残念です。
梅雨の合間の暑い日に、田んぼを泳ぐ魚を見て、こんなことを思い出してしまいました。
7月上旬 横浜市内にて