チヂミザサ[縮み笹](イネ科)
道端の草むらでは、チヂミザサが目立たぬ花を咲かせていました立ち止まったまま見るとただ埃がついているだけに見えますが、近寄って見てみるとなかなか可愛らしい花だと思います。
以前にも載せましたが、果実が熟すと芒に粘液を出し、動物などにくっついて散布されます。これも「ひっつき虫」の一つですね。ズボンの裾などにくっついた物を手で取り除こうとしても、きれいに取れないし、手もべとついて本当に厄介なやつです。
この辺りの林床にもよく生えているので、これからの季節、注意して歩かないといけませんね。
2007年のチヂミザサ
10月上旬 横浜市内にて