シソ[紫蘇](シソ科)
中国原産の1年草。葉は対生し、広卵形で先は尖り、柄があります。茎は方形で直立し、分枝します。夏から秋にかけて、穂状花序を頂生又は腋生し、淡紅紫色の小さな唇形花を咲かせます。全草は帯紫緑色で、芳香があります。
葉を蘇葉(ソヨウ)又は紫蘇葉(シソヨウ)といい、生薬として用います。梅干しの色付けに使うことでも良く知られていますね。
先日、子供の通う小学校で運動会がありました。終了後、校庭の片隅で咲くシソの花を見つけて思わず撮ってしまいました。草刈後に、残った株から咲かせた花。みすぼらしい姿ですが、命の強さを感じます。
子供の頃、庭には普通に生えていたので、親しみのある草の一つです。この辺りでも、畑際や道端で、立派なシソを見ることもできますが、何故かこのシソに惹かれてしまいました。
9月下旬 横浜市内にて