オニグルミ[鬼胡桃](クルミ科)
北海道~九州の低地から山地の河原や谷沿いによく生える、雌雄同株の落葉高木。雄花は前年枝に下垂して付き、雌花はそれより遅れて、本年枝に上に伸びるように付きます。雌花では、花被片と小包葉が合着して雌蕊を包み、花後に肉質となって果実を包みます。果実は核果で、核の断面は円形、表面にはしわがあります。
この日、天気も良いので林の新緑を見上げるように眺めていたら、枝先に奇妙なものを見つけました。丸く細長いものが、枝から出ています。これがこれから伸びて、雄花が咲くのですね。
いつも歩いているのに、オニグルミのこんな姿を見たのは初めてかもしれません。
今年はまだ見たことの無い、雌花も観察してみたいと思っています。
キヌタソウ[砧草](アカネ科)
林の中の道を歩いていると、足元ではこんな芽生えも見つけました。こんなに小さな時から、葉を4輪生しているんですね。
まだ小さく初々しい葉。見ていると元気が出てきます。
オニグルミの実 キヌタソウの花
4月中旬 横浜市内にて