クヌギ[橡、椚](ブナ科)
1月の終わりに花を咲かせていたハンノキのすぐ近くでは、今クヌギが花を咲かせていました。
頭上遥か上の方に咲く花、ハンノキの花とはだいぶ様子が違いますね。
これは雄花ですが、雌花は新枝の葉腋に1~3個付きます。この距離ではちょっと確認できませんでした。
樹皮には、タンニンやフラボノイドが含まれ、「ボクソク(樸樕)」といって、収斂などに用います。
これも薬用植物なんですね。
2008年のクヌギ
コナラ[小楢](ブナ科)
近くの林では、コナラも花を咲かせていました。これも雄花です。雌花はやはり、新枝の葉腋につきますが、こんなに近くで見れたのに見つけることができませんでした。
クヌギもコナラも、雌花の様子を確認してみたいと思っています。
こんな大きなものをつけている枝もありました。これは虫こぶですね。梅の実よりも大きかったですが、中を確認する気にはなれませんでした。
一見、リンゴのような外観でしたが、これはナラメリンゴフシというそうです。
虫こぶには、ヌルデの虫こぶのように薬用となるものもありますが、これは利用されないみたいですね。
4月下旬 横浜市内にて