自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

林床にて・・・

2011-04-23 20:43:00 | お散歩


カキドオシ[垣通し](シソ科)
林から流れ出る小川沿いを歩いていたら、桜の花びらがたくさん水面に踊っていました。その様子を近くで見ようと思い近づいて行くと、流れを囲むようにカキドオシの花が咲き乱れていたのです。散った桜の花びらを下にして、私のほうがきれいでしょと言わんばかりに咲いているようです。



キランソウ[金瘡小草](シソ科)
日当たりのよい林際を歩いていると、キランソウの花が地面一杯に葉を広げて、花をたくさん咲かせていました。
ジゴクノカマノフタという別名がありますが、まさに地面に蓋をしているようですね。
キランソウもカキドオシも昔は薬草として使われていたものです。昔の人は、どのようにして植物の薬効を知ったのか、本当に不思議です。

2010年のカキドオシとキランソウ



ヒメウズ[姫烏頭](キンポウゲ科)
今年は花の咲き初めを見ることができなかったヒメウズ。まだ花も咲いていましたが、既に果実もつけていました。いつ見てもこの実の形は面白いです。こんな小さなかわいい花からできるとは思えません。どこか不釣合いな感じがします。でも、私の心をひきつけて離さない植物のひとつです。
この季節は、足元にも可愛い花がたくさん咲いています。でも、頭の上も観察しないといけません。上を向いたり下を見たり、落ち着きのない人のように見られてしまいそうです。

4月中旬 横浜市内にて

コメント (6)
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