雄花
クロマツ[黒松](マツ科)
本州~九州の海岸近くに生える常緑高木。冬芽の鱗片は白色で、短枝に2本ずつ束になった葉が付くのが特徴です。別名を「オマツ」といい、葉が硬くて触ると痛いです。
これは海沿いの公園に植えられていたものです。横浜で、海沿いの公園というと、何処を思い浮かべるでしょうか。
思い当たる公園は、人それぞれでしょうが、ここは山下公園です。
枝先にはたくさんの雄花が付いていました。まだ硬い感じですね。これから花粉が飛ぶのでしょうか。
雌花
近くの枝には、雌花も付いていました。既に松ぼっくりのような形をしていますね。
こうして見ると、クロマツも雄花の数のほうが断然多いですね。やはり数で勝負というところでしょうか。
雌花
アオキ[青木](ミズキ科)
いつものフィールドに戻って散策を始めると、林の入り口でアオキが花を咲かせていました。
同じ冬芽から、花と一緒に萌え出た若葉の色がとても綺麗です。若々しい生命力を感じます。
雄花
こちらは雄花です。やはり、雌花よりも数は多いようです。
花茎をスクッと伸ばして、その高さを競い合っているようにも見えますね。
ヤマモモ[山桃](ヤマモモ科)
最後はヤマモモです。以前、ここでヤマモモの実を食べた事があるので、雌株もあると思うのですが、どうしても雄花しか見つけられませんでした。
残念です・・・
4月中旬 横浜市内にて