ウグイスカグラ[鶯神楽](スイカズラ科)
緑が目立ち始めた林の中では、ウグイスカグラがまだ花を咲かせていました。いつ見てもこの花の色合いは不思議な感じがします。まるでクレパスなどで色付けしたようです。
雄しべや雌しべの様子から、この花の終わりも近いのでしょうね。
梅雨の前には、赤く色付く実をつけるでしょう。今年は味見できるか楽しみです。
モミジイチゴ[紅葉苺](バラ科)
ウグイスカグラのすぐ近くには、モミジイチゴもまだ花を咲かせていました。花の様子を観察しようと、不用意に近付き刺で手を引っ掻いてしまいました。綺麗な花には刺がある、ですね。
これもこの先実るオレンジ色の実と出会うのがたのしみです。
トウグミ[唐茱萸](グミ科)
林を出たところには、トウグミが白い花をたくさん咲かせていました。辺りにはほのかに甘い香りが漂っていて、暫らくの間その香りを楽しんでいました。
真っ白な花と、まだ若い葉の緑、青い空がよく似合っていますよね。
トウグミも、梅雨の頃には実をつけます。今年は味見をしてみようと思います。
4月中旬 横浜市内にて