ヤマノイモ[山の芋](ヤマノイモ科)
本州~沖縄の山野に生える雌雄異株のつる性の多年草。地下には多肉根があり、茎はつる性で長く伸びます。
葉は長卵形~長心形で、基部は心状みみ形です。花期は7~8月で、雄花序は白色の花をつけて直立し、雌花序は白色の花序が疎らに垂れ下がります。葉のわきにムカゴをつけて、落ちると翌年発芽するそうです。
林の中を歩いていたら、ムカゴをつけた細い蔓を見つけました。これはヤマノイモでよいのでしょうか。
子供の頃、父が裏山で冬になるとヤマノイモを掘ってきて、食べさせてくれました。夏の間に、蔓の太いものを見つけておいて、冬に掘るのだそうです。これがヤマノイモだとすると、蔓が細いのでまだまだ掘り取る時期ではないのかもしれませんね。
9月中旬 横浜市内にて