自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

開花中・・・コバンソウ

2012-05-11 21:29:00 | お散歩

コバンソウ[小判草](イネ科)
ヨーロッパ原産の1年草。茎は直立し、基部はやや匍匐し、細く無毛。葉は葉身が線形~線状披針形で、縁はざらつき無毛です。葉舌は2~5㎜。葉鞘は円く無毛です。
5~7月、茎先に円錐状花序を形成し、花序は数個の枝を疎らに出して、この枝に大型の卵状楕円形の小穂が垂れ下がります。小穂は数個~十数個つきます。この小穂は最初淡緑色で、のちに黄褐色になります。黄褐色の小穂を小判に見立ててこの名がついたそうです。
明治時代に観賞用として導入されたものが逃げ出して、定着したそうです。
近くにある神社の階段脇には、コバンソウが群れを成して生えていました。
いつも花が咲いているのか、終わったのか分かりませんでしたが、このコバンソウは花糸が見えることから、ちょうど花期を迎えているようです。
頼り無く見える細い枝に付く大きな小穂、面白い姿ですね。

4月下旬 大和市内にて

コメント (16)
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