自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

護岸に咲いて・・・セイヨウノダイコン

2012-05-27 20:52:00 | お散歩

セイヨウノダイコン[西洋野大根](アブラナ科)
ヨーロッパ~アジア原産の1年~越年草。緑肥などで栽培されるほか、世界中に帰化しています。
茎は直立して上部で分枝し、高さ1.2m程になります。葉は互生し、羽状複葉になり、頂部が大きいです。全体に剛毛があり、根は肥大しませんが、全体がダイコンに似ます。
春~夏、茎の上部に花序を出し、径2cmほどの4弁花を穂状につけます。花弁は淡黄色、淡紫色、白色と多様で、網状の脈があります。果実は数珠状にくびれ、先端は尖った嘴状になります。
昭和の初めに神奈川県で発見され、全国で散見されるそうです。
近所の川沿いを歩いていたら、見慣れない花を見つけました。これはセイヨウノダイコンでしょうか。
花の色はこの淡紫色の他に、白いものやその中間のものが見られました。大きな群生が2塊りありましたが、今までこの花を見た記憶がありません。何処からか種が流れてきたのでしょうか。
果実の様子を見てこなかったので、確認に行かないといけませんね。来年もあるかどうか、継続観察が必要です。

5月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする