キクノハアオイ[菊の葉葵](アオイ科)
北アメリカ~熱帯アメリカ原産の1年草。葉は卵形で、長い柄があり互生し、掌状に5~7に浅~深裂します。各裂片には鋸歯があります。茎は横に広がってよく分枝し、長さ70cmほどになります。
春~夏にかけて、葉の腋から短い花柄を出し、径1cmほどの橙色の5弁花を一つずつ付けます。
明治時代に横浜市で発見され、関東地方以西で散発的に見つかるそうです。
いつも歩く林に周りには、畑の広がっている所があります。そんな畑際の道を歩いていると、小さな橙色の花を見つけました。この畑の一角では、季節ごとに花を植えているので、その花が逃げ出したと思ったのですが、どうやら違うみたいですね。
この地に定着しているのかどうか、これからも観察をしていこうと思います。
5月上旬 横浜市内にて