自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

線香花火に・・・ヤブニンジン

2012-05-12 18:41:00 | お散歩

ヤブニンジン[薮人参](セリ科)
北海道~九州の山野の藪などに生える多年草。茎や葉には毛があり、葉は2回3出羽状複葉で、小葉は卵形で深裂します。
4~5月、茎先に複散形花序を出し、小さな白花をつけます。花は全て放射相称です。果実は細長く、上部がふくれ、下部は尾状をなします。
神社の境内の片隅には、ヤブニンジンが線香花火のように花茎を広げていました。この白い小さな花だけでは、それほど目立たないことでしょう。既に細長い果実の姿も見られます。
以前、伊勢に行った時、猿田彦神社の裏手でヤブニンジンに出会いました。2度目の出会いもまた神社です。神社にしか生えないわけではありませんが、不思議な縁を感じますね。

4月下旬 大和市内にて

コメント (8)
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