自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

秋の気配・・・サジガンクビソウ

2012-07-30 20:33:00 | お散歩

サジガンクビソウ[匙雁首草](キク科)
本州~沖縄のやや乾いた山の木陰に生える多年草。葉の縁にはほとんど鋸歯は無く、茎葉は少なく倒披針形です。根生葉は舌状で花期にも残るのが特徴です。
8~10月、茎先に頭花を下向きにつけます。頭花は半球形で柄があり、多くはその直下に葉状の苞があります。
林の中では、サジガンクビソウが花をつけていました。この花は秋というイメージがあるので、7月に見ると、なんだか夏が終わってしまったように感じてしまいます。
サジガンクビソウの特徴である、花期にも残る根生葉の様子が分かるでしょうか。この根生葉を撮りたかったのですが、花の方はぼやけてしまいました。
この林では、ヤブタバコやガンクビソウ、ヒメガンクビソウなど、同属の花たちも見ることができます。サジガンクビソウやヒメガンクビソウは、この中でも少し早めに花をつけるようです。
暑い日が続いていますが、秋は確実にやって来ていますね。

2011年の花

7月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
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