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岩手・山形以南の本州~四国、九州の山地に生える雌雄異株の常緑高木。葉は互生し線形で先は鋭く尖り、握ると痛いです。葉表は濃緑色で光沢があり、葉裏は淡緑色です。
4~5月に花を咲かせ、10月頃に偽果をつけ、翌年の秋に紫褐色に熟します。
成熟した種子を乾燥させたものを「榧子(ヒシ)」と言って駆虫に用います。材は碁盤や将棋盤に用いられ、建材などにも用いられます。
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岩手以南の本州~九州、四国の山地に生える雌雄異株の常緑小低木。葉は互生し線形で、カヤに似ていますが、柔らかく触っても痛くありません。
3~4月、葉腋に花を付けます。果実は前年枝の先に付き、熟すと赤紫色になります。
カヤの実は食せますが、イヌガヤの実は悪臭と苦みがあり食せないそうです。
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こうして隣り合って生えていることもあるのです。右側がカヤで左側がイヌガヤです。
ちょっと見ただけでは違いは判りませんね。
カヤもイヌガヤも果実を絞って灯火用の油としたそうです。
1月上旬 八王子市内にて