マムシグサ[蝮草](サトイモ科)
北海道~九州のやや明るい林内に生える多年草。春に地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を出します。葉は多数の小葉に分かれます。仏炎苞の色は緑色から紫色まで多彩で、変異が大きいです。
同属のウラシマソウは、仏炎苞が直接地上から出ていますが、マムシグサはご覧のように茎の途中から出ています。
以前にも載せましたが、マムシグサの仲間は、栄養状態によって性転換します。栄養状態が良く、大きく育つと雌になります。栄養状態が悪く、小さかったり、後から小さくなったりすると雄になるそうです。
この辺りの林でも、マムシグサをよく見かけます。このマムシグサの仏炎苞は緑色ですが、紫色のものも見られます。
仏炎苞の中に付属体の先が顔を覗かせています。
仏炎苞を開けて中を見てみます。
付属体の下の方に花が付きます。どうやらこれは雄花のようで、このあと葯は開きます。
花の様子は初めて観察しました。何となく気味の悪い感じですね。
仏炎苞の外側は緑色でも、中は紫なんですね。このあと外も紫になるのでしょうか。
見慣れていても意外と知らないことが多いマムシグサです。
2月の様子
5月上旬 横浜市内にて
北海道~九州のやや明るい林内に生える多年草。春に地下の球根から茎を伸ばし、2枚の葉と仏炎苞を出します。葉は多数の小葉に分かれます。仏炎苞の色は緑色から紫色まで多彩で、変異が大きいです。
同属のウラシマソウは、仏炎苞が直接地上から出ていますが、マムシグサはご覧のように茎の途中から出ています。
以前にも載せましたが、マムシグサの仲間は、栄養状態によって性転換します。栄養状態が良く、大きく育つと雌になります。栄養状態が悪く、小さかったり、後から小さくなったりすると雄になるそうです。
この辺りの林でも、マムシグサをよく見かけます。このマムシグサの仏炎苞は緑色ですが、紫色のものも見られます。
仏炎苞の中に付属体の先が顔を覗かせています。
仏炎苞を開けて中を見てみます。
付属体の下の方に花が付きます。どうやらこれは雄花のようで、このあと葯は開きます。
花の様子は初めて観察しました。何となく気味の悪い感じですね。
仏炎苞の外側は緑色でも、中は紫なんですね。このあと外も紫になるのでしょうか。
見慣れていても意外と知らないことが多いマムシグサです。
2月の様子
5月上旬 横浜市内にて